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君は完璧で究極のアイドル#3 ああ愛なら届けなくちゃな

この文章は2023年8月17日から書き始めており、リアルタイム更新しておりませんため、内容に不快感をお持ちになる方もおられるかも知れません。あくまで個人的な思考としてご了承くださいませ。



 思い返せば若かりし10代の頃、今で言う推し活的なことをしなかったわけではない。
近所のタバコ屋さんに、要らなくなったら永瀬正敏のポスターをどうにか譲ってくれと頼み込んだり、小沢健二の広告を探して都内を彷徨い写真を撮ったり。
(この広告写真はその後趣味となり気になる広告をたくさん撮影していた時期があるが、写真についてはまた今度)

 かなり年齢が伺われる発言をした。

 そんないい歳になった私が、ミーハーに推し活を始めてしまったのだからこれはもう楽しいしか無い。
 正直ちょっと言いたくないくらいお財布からお支払いがあったが、まあ許容範囲である。
 そしてこの推し活はパートナーが存在するのだ。
 一人は私の麗しのパイロットバード、職場のアラサースタッフさんの深澤辰哉担こと、ふっかタンである。
 ふっかタンは私をお芝居に連れて行ってくれて、さらにはせっかく休みの日に都内で会うのだからとお茶したりごはんしたり、一緒にラヴィットミュージアムを見に行ってラヴィットポーズで写真を撮ったり、トリリオンゲームのポスターの写真を撮ったりした。
 いわゆる聖地巡礼的にYouTubeでSnowManが食事をしたカフェでランチをしたりと、それはもう楽しいに決まっているようなお出かけに連れて行ってくれた。

 もう一人は、娘である。ふっかタンから離れることさらに一回りほど若い娘は、れっきとした私が産んだ娘だ。
 なんたって若いので、情報収集に長けている。私がチェックしそびれそうな情報も、ネットやSNSを駆使して共有してくれる。
 母と娘の親子ジャニ推しは強い。
 子のフッ軽と親の資金力(そんなにないけど子供よりははるかにある)。お互いにブレーキになどならず、アクセルを踏み込みあう。そしてともにテンション上げて夜中にオンラインストアを眺めてはカートに放り込み、ちょっと他人の写真に支払うには高額な金額分の公式写真が届く。

 この話とは別にnoteにも書いてゆきたいと考えているが、私は本と棚が大好物である。ユーザーネームからすべてを察していただけるくらいには本棚趣味がある。
 そこから繋がって、資料の保管も大好物だ。アナログなファイリングなど対象が推しじゃなくても楽しい。じゃあ推しが対象ならものすごく楽しいに決まっている。
 ファイルを買い、写真を綴じ雑誌を綴じ録画を焼いたディスクを綴じる。
 もはや目的がどこにあるのか見失いそうになるほど楽しい。しかもパートナーは血の繋がった相手だ、そのあたりに、楽しさと幸せを感じるあたりは間違いなく遺伝を感じる。
YouTubeや録画、ライブDVDをかけ流しながらファイリングに勤しむ私たち。推し活楽しい。

 推し活というのはかなりバリエーションが豊かだ。アイドルのCDを買い、聴き、チケット争奪戦を経てライブを観に行きグッズを買う。
オタ活未経験の私でも、アイドルやアニメキャラのアクリル製スタンドやぬいぐるみを街へ連れ出しては写真を撮ったりすることや本人不在のバースデーを祝ったりすることは知っている。今までTwitterで見かけた愛おしい推し活のツートップは、宮舘涼太推しになってバラの栽培を始めたお方とそれスノの水上アクティビティで振り落とされるSnowManたちをジオラマ作成されたお方である。

私の思う推し活は、大きくふたつに分類される。直接的活動と間接的活動だ。
直接的活動はズバリCDやDVD、グッズなどを買いライブへ赴く。現在はプラチナチケットなのでそうおいそれと手には入らないが。まあ言ってしまえば概ね活動の結果がアイドルたちの評価や収入に直結する。
間接的活動は、聖地巡りやファンアート、公式写真やぬいぐるみやペンライトなどのデコレーション、推し友達との上映会などをこれに分類する。
あくまで私の個人的見解だが、しかし推し活の世界は想像以上に広くそして深い。先に挙げた愛おしい推し活ツートップのように、応援したいという感情はいったい私たちファンをどこまで連れてゆくのか計り知れない。
 きっとまだまだ私の知らない、なんとも愛おしい推し活をされておられる方々がいるはずだ。

 そういえば、最近はファンて言わないの?
オタってファンと違うの? 同義?

 そして広く深い間接的活動について、次に続く。

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