見出し画像

1月7日、Sunday。

起きたら9時くらいだった。寝ぼけてたから記憶は曖昧だ。気持ちが良くて二度寝をした。朝からすごく風が強かった。風の音に起こされた気がする。

ずっとバイトがないから曜日が分からなくなっているが、今日は日曜日。そしてどうやら、世間では成人式が行われているらしい。

二度寝から目覚めると14時だった。何もすることがないのでご飯を食べようとしたけれど、白ご飯がないことに気づく。何か食べたいと思い、近くのスタバに出かけた。そこはTSUTAYAが併設している。読む本も切らしていたし、丁度いいと思った。

いつもの古着屋で買った紺のパンツに白のハーフジップトレーナー、それにもこもこのベストを合わせた。風が強いせいで少し肌寒い。失敗したな…と後悔しながら、のろのろと歩いた。音楽はいつも通りのシャッフル再生。koboreのSUNDAYが流れていた。今思えば今日という日にぴったりだ。

TSUTAYAにつくと駐車場は車でいっぱい。中には出ていく車を待っている車も数台見かけた。徒歩の私は一秒も待つ必要のないことを申し訳なく思いながら店内に入った。暖房がすごく暖かい。数分経つと、暑いと思うくらいだった。本棚を一通り眺める。気になる本を4冊手に取り、セルフレジで会計をした。

目的だったコーヒーは結局飲めなかった。そう、今日は日曜日。いつもはガラガラのスタバのレジには、数十人並んでいて、長い長い列ができていた。親子連れ、制服を着た高校生、勉強をしている大学生。私が座れる席は空いているはずもなく、すぐに諦めた。

今日はどうしても本が読みたくて、家に帰る訳にもいかない。歩いて駅まで向かった。そしてここでも、店は人で溢れている。その中でも空いていた店にどうにか腰を下ろした。

メニューを開いて迷いに迷い、オムライスを注文した。サラダセットもつけたかったが、ランチタイムはとっくの昔に終わっていて、仕方なく単品で注文する。店員さんの声がやけに大きい。靴音も大きく感じた。

今日の本は星野源の命の車窓から。

大好きなアーティストでその人間性がすごく好きだ。
芸能人が書いた本を読むのはあんまり得意ではないが、星野源さんの文章はすっと入ってくる。

さらに星野源の虜になった。

帰りは星野源の曲を聴きながら、バスで帰った。なんと今月の水、日曜日はバス無料の日だった。

そんなことなら行きもバスを使えばよかったな〜なんて思いながら。

ついてない日。
だけど、素敵な本と音楽に出会えた日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?