見出し画像

多様な人たちが混ざる場作りにチャレンジ中

こんばんは。たきです。起立性調節障害当事者団体たいむでは、「たくさんの選択肢があることを知ってもらう」ということを目的に様々な活動を行ってきました。

そして今年は新年一発目の活動として、2ヶ月間一緒に活動するなかで起立性について考えて頂く「たいむインターン」を一つのプロジェクトとして始動することになりました。これが我ながら「いい企画だなぁ」と感じているので、今回は少し話を聞いてください、、


休学中に色々な「場所に行って色々な「人」に出会った。

3ヶ月間暮らした隠岐の島島前地域

私は2年ほど大学を休学しているのですが、休学期間中は学校や団体向けにプログラムを提供する講師をしながら、時間ができたら色々な場所に行く様になりました。奄美大島に1ヶ月行ってみたり、海外に行ってみたり、3ヶ月離島で暮らしてみたり、色々な場所に行き色々な人に出会いました。そんな経験をする中で、多様な人に出会うことは、たくさんの学びになることを知りました。病気だからとか関係なく、多様な人と関わるって幸せに生きる上で必要なことだと最近は思うんですよね。

「起立性」というキーワードをつながるきっかけに

私は小学生の時から起立性だったのですが、ふりかえると起立性がきっかけでつながった友達や、起立性と向き合う中で磨かれてきた価値観があるなぁと思う様になりました。もちろんしんどい場面もたくさんありましたが、長い目でみると悪いことばかりではないなと思うようになりました。「起立性=しんどい」というアプローチではなく、「起立性=悪いことばかりじゃない。きっかけになる」という形で情報発信ができたら、少しポジティブになれるのではないかなぁと考えています。

そんな感じで多様な人とつながるきっかけが「起立性」という場作りができれば面白いのでは?と思い企画したのが、今回のたいむインターンです。

募集してみて集まった多様な人たち

実際にやってみないとわからないなぁと思い、「起立性に関心がある人なら誰でも。年齢制限はなし」「一緒に活動するなかで、起立性のことを一緒に考えましょう」という形でたいむインターンの募集を2月に開始しました。

「具体的になにをするのかわかりにくいから、そんなに集まらないだろう」と思っていましたが、6人の方から申し込みがあり、2ヶ月間活動していただけることになりました。集まった人は下は10代から上は60代まで当事者の人もいれば、保護者の人、今まで起立性のことをあまり知らなかった人な、多様な人たちが集まりました。

具体的になにするの?

頑張って作った資料

「そもそも2ヶ月間もなにするの?」というと多様な人たちと、起立性について考えてもらいながら、結果的に色々な人と関われるのが今回の企画です。

今までたいむは起立性の話だけを当事者団体として、発信することが多かったのですが、それでは情報を受け止めた人があまり自分ごとにならないなぁと感じる場面がありました。例えば起立性の子どもを抱える保護者の人だったら、「息子をなんとか動かしたい・息子さえ動いてくれれば」という感じでお話を聞くことがあるのですが、自分じゃない他者を動かすことは簡単ではありません。そもそも体調も悪いし、、そこで相手に視点をやるのではなく、自分に視点を合わせて「私はどうしたいのか」「私はどんな価値観を持っているのか」ということを知ってもらってから、当事者の私たちから起立性についてお話しさせてもらうことが必要なのでは?と考え、最初は起立性のことをあえて話さず、自分のことについて考える時間にすることにしました。

そして最後には、2ヶ月間一緒に活動する中で、起立性のこと、仲間のこと、自分のことを見つめながら、最後にはnoteで感じたことを参加者の方に自由に発信をしてもらいたいと考えています。

2月の募集は終わりましたが、来年度も興味のある人がいれば実施しようと考えています!ぜひSNSをフォローお願いします👍


がんばって作ったけど更新を忘れがちな、たいむホームページ

友達を増やしたいと思っているけど、なかなか増えない公式LINE







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?