見出し画像

「30代キャリアデザイン研修」を受けた話

先日勤務先で「30代キャリアデザイン研修」を受けました。

昨年度も参加した、キャリコンを目指すようになったきっかけとなった私にとって思い入れの強い研修。今感じていることを記録に残します。

参加メンバーについて

今年の研修は、完全に自主参加型。
全社掲示板に研修のお知らせを見て、手を挙げた人達が参加をした形です。

「自身のキャリアの棚卸を行い、仕事とプライベートの折り合いをどうつけるか、長期的視点を意識し検討する」
という目的のもと、集まったメンバーは約10名。

内勤・外勤、技術員・事務員問わず多種多様な業種から集まっている印象でした。

研修の内容

事前課題として、ライフラインと「私らしさを発揮しながら活き活きと働いている姿」のコラージュを作成するというものがありました。

研修の内容は主に以下のような感じでした。

・キャリアとは
→WILL・CAN・MUSTの視点、30代のトランジション、変化を乗り越える経験の連続等…キャリア理論を用いてのイントロダクション

・これまでのキャリアを振り返る
→ライフラインを用いてのキャリアの振り返り

・今後について考える①
→これから起こるライフイベントや仕事上のイベント、働き方を考える

・今後について考える②
→事前課題のコラージュを手掛かりに10年先の自分の姿を想像してみる

・今後について考える③
→今後について考えるにあたっての素材を集める、他者からの期待について考る

・数多くの選択肢を考える
→将来像を考えるにあたり、複数の自己像を描いてみる

・将来像を描く
→数年ごと1年後のありたい姿をイメージし次の一歩を考える

グループワークが主体であったため、話しながら・話を聴きながら考える場面が多くありました。

感じたこと

昨年度参加した際は、自身もキャリアについて悶々としていた時期でした。その際に初めてライフライン等を用いてキャリアの棚卸をしました。経験を整理することで、
「自分は何にやりがいを感じてきたのか」
「自分らしさを作り上げてきた経験は何なのか」
というものが少しずつ見えてきました。

また、人に話す・話を聴いてもらい意見をいただく・人の経験を聴くという中で、より自分の自己概念が見えてきて、多くの発見があったことを覚えています。

今年度も、上記についても強く感じたところではありますが、キャリコンの勉強をしたということで、他の視点からの気づきも多くありました。

学んだ理論やエッセンスがたくさん散りばめされていて、実際の実務ではこのように伝えたり、ワークに用いたりするととても腑に落ちるな…

問いかけの内容に対する相手の間や表情の反応がリアルだな…内省が進むとはこういうことか…!

などなど

この1年間もたくさん悩み、もがきながら歩んできました。
しかしこの研修に参加したことで
「この1年でも確実に少しずつ前に進んでいる」
「視野が広がった」
という実感が持て、非常に有意義な時間であったと思います。


研修の中で、
「キャリア相談室みたいなものがあったらよかったな、こんなに1人で悩まないですんだのかな」というような事を仰っていた方がいました。

今回は、2500人程度の会社の中のほんの数人の研修でしたが、

キャリアについて悩んだり、立ち止まったり。
誰かに相談したいけど、誰に相談すればいいかもわからないし、自分で時間を作ることが難しい。

そういうふうに思っている方は少なからず自社にもいると感じました。私も含めて。

今は人事にいるわけではなく、すぐにセルフキャリアドックの導入やキャリア相談室の開設に携われるという立場ではありません。

しかし、
自分の身の周りの方の話を親身に聴いてみる
必要があれば各所に橋渡しをしてみる
など、今の立場からでもできることはあるはず。

少しずつでも、着実に前に進み、ひとりでも多くの人が活き活きとキャリアを歩めるように
自分自身も活き活きとやりたいことをできるように

来年また振り返ったときに、少しずつ前に進んでると思えるように

引き続き頑張ろうと思います🍀

とりとめのない文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました🙇‍♀️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?