スコアアップの基礎(その3)

片手打ちのすすめ

これは上級者がよくやる練習として有名ですが,左手1本でのショットです。私の場合,AW(50°)やSW(54°)あたりで5から10球位打ちます。
意識するのは足を使って振る事。左右均等な体重位置から右足に荷重しながらクラブを持ち上げる。右足荷重から左足に荷重移動させながら腰も回してクラブを振る。手では振らない。というよりも,手で振った場合,ボールにはまともに当たりません。つまり手打ちスイングでは無くなるのです。

想像以上に難しいです。80台で回れる実力があっても初めての片手打ちの場合,まともには当たらないと思います。あまりに当たらないため,挫折しそうになるかもしれません。それでも練習すれば必ず当たるようになります。

個人的には左打ちがより重要と思いますが,右手1本も5球位打ってみます。こちらは左手よりは打ちやすいかもしれません。でもこれは手で打っているからかもしれません。右手でも手打ちではなく,足での始動を意識して振ってみます。

左右の片手打ち後に,同じクラブでハーフスイングしてみて下さい。勿論,足を使ってのスイングです。ボールへのコンタクトがとてもしっくり来ると思います。またボールへのコンタクトが安定するのか,ボールの飛び出し方も安定してくると思います。ぜひ,打ちっぱなしでの練習に取り入れてみてください。

ハーフショットの練習

100Y以上は1番手毎に10Y刻みで距離が変わるのでPW以上は全てフルショットという方は多いと思います。特に,アイアンでも距離にこだわる方(アイアンの飛距離を自慢する方。。。)は常にフルショットしている人が多いです。

私はPW〜5iまでどのクラブもハーフショットを打ちます。私の打つハーフショットは手の位置が3時から9時を動くショットです。フルショットに比べ,7〜8割位の距離になるでしょうか。でもコンパクトに打ちますので左右のブレが減ります。

スコアアップの基礎(その2)でも記載しましたが,アイアンは縦のブレよりも横のブレを無くす事が有効です。特につま先下がりや左足上がりなど,ボールが曲がりそうな位置からはハーフショットが有効です。番手を1,2番手上げてハーフショットし,花道を転がしてグリーンオンさせる方,とてもカッコいいです!

また,風が強い時に番手を上げたハーフショットで低い球を打つという事にも応用できます。ボールの高さにこだわるというのが上級者ですが,ハーフショットを巧みに操れる事がその技術だと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?