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手打ちからの脱却

手打ちが多い50代

私達50代のゴルファーはかつて,手首をコックしながらクラブを振り上げ,ダウンブローに打ち込んで,左側に壁を作る事で手がしなり手首のリリースと相まってクラブのヘッドスピードが上がると考え(教わる)てきた。そしてゴルフを始めて20年以上このスイングでゴルフを行ってきた。私はプロでは無いので,これが悪いのかどうかはよくわからない。手打ちと言っても正しい手打ちとそうでない手打ちがあるかもしれないが,この打ち方で80を切る事は出来なかった。

最近のスイング

女子プロのスイングやYoutube動画などを見て,最近のスイングは腰を切って,足と腰で打つという事を知る。もっと専門的な解説はプロに任せるが,この方がヘッドスピードが速くなるというのだ。そんなはずは無いと思っていても,最近の女子プロのスイングを見れば一目瞭然,私より身長が小さく,おそらく腕力も小さい女性でもかなりの飛距離を飛ばしている。今更ながらゴルフは腕力では無いと気づかされた。

足と腰で打つスイング

プロが打つようなスイングが出来ているかはわからない。それでも見よう見真似で,Youtube動画なども参考に腰を切って打つスイングを練習した。手で打つのではなく足と腰で打つという事を意識した。手打ちとは言え,基本的なクラブ軌道は出来ていたと思う。ゴルフ初心者が腰を早めに切ればクラブが遅れてスライスになるかもしれないが,そのあたりの感覚は手打ちでも80台が出せるレベルであればコントロール出来た。
少し練習すると明らかに飛距離が伸びている事がわかった。手首を使う意識をせずとも(もしくはかつてのくせで勝手に手首も使っているのかもしれないが)腰を切り,後から腕とクラブヘッドが追い越し行く感覚がわかると飛距離は5〜10Yは伸びた。私の相棒達に記載した飛距離は現在のものであるが,手打ちの頃はこれより-5〜-10Yの飛距離だったのだ。
加えて大きなミスが減り,飛距離のばらつきがおさまってきた。これによってスコアが圧倒的にまとまるようになったのだ。

手打ちの問題

スイングが変わった事で手打ちの問題点が見えてきたので,同じようなミスがある方はスイング改造も考えてみてほしい。(勿論,手打ちでも上手い方は多くいるのであくまで参考までですが)
手打ちはメンタルの影響がモロに出る。緊張した場合,想像以上に強く打ち込んだり,特にバンカーで緩んだり,そのせいでトップや大ダフリをしたり。。また,小さなアプローチでもヘッドアップによるトップやざっくりが出る。
これによって肝心の所で80が切れないという悔しい思いを何度もしてきた。
グリーン周りのアプローチについてはまた別のnoteを書くつもりだが,手打ちではなく(主に)足で打つという感覚が非常に重要だ。

まとめ

手打ちから脱却する事で,飛距離アップとばらつきの低減,メンタルに影響が少ないスイングが得られる可能性がある。私自身はこれによって80が切れたと認識している。勿論,これだけでは無いが,まずはこれを80切りに必要な事として記載してみた。


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