食器を集める国、ショッキコレクショニア
昨日は更新できなかった。時間なくて。
誰が毎日やるっつったよ⁉️
このヤロォ〜。許せねえ。誰も毎日やりますなんて言ってねぇだろォが。
まあ「昨日更新してなかったですよね」なんて文句一言ももらってないんですけども。己にキレてます。
筐体です。
本題に入ろう。
家には、10数年前に亡くなった祖母が集めていた食器のコレクションがある。
子供の頃はこれの何がいいかなんて一切知らなかったが、高校生になって紅茶を嗜むようになったり、20を過ぎてから博物館や美術館に行くようになってから改めてコレクションの数々を見るとその価値が少しだけ分かるようになってきた。(これは高い奴だな、という事しか分からないけど)
それと同時に、今使ってる食器も祖母監修の元集められたものだと知る。
俺は、今までナルミの皿にポテサラを盛って食べたり、ノリタケの皿にチャーハンを盛ったり、皆が雑に扱うので割りまくったりしていたのだ。
か、過去の俺の行いは…そんな…
価値が分かった瞬間に身の毛がよだつ。
まるで、バケモノになってしまった恋人だと気付かずに殺してしまった後のような気分だ。
絶叫したくなる。
その後からノリタケやナルミの皿が雑に扱われていたらピッと注意してサッと洗ってキュッと拭いてソッと棚に戻すようにしている。
安心しろ、お前らは俺が守る。
それはそうと、サムネの茶器コレクションの話に戻ろう。
これがサムネの全体像。ちょっと手入れがめんどくさくて棚の外の方はまあ…汚いけど、どれも祖母の愛した茶器たちだ。
さて、ここで質問なのだが、
君たちならこのコレクションにどう向き合うべきだと思う⁉️⁉️⁉️
どう向き合うとは、と思われるかもしれないが、非常に大事でデリケートな問題なのだ。
何故なら、これらを使っていいのか触ないべきか分からないから。
分からなくないですか?どう?どうすか?
君たち。君たちはどう?
君たちはどう向き合う?
向 ど 君
き う た
合 ち
う は
か
ジブリ最新作になってしまった。
まだ見てません。見るかどうかも分からない。
個人的な価値観としては、いい食器を買ったなら、使わなければ勿体無いという考えなので、目の前にある食器が使えないなんてもどかしくてしょうがないのだ。
「別に持ち主が亡くなってるなら自由にしちゃっていいじゃん」
と思われるかもしれないが、たまに祖母が磨いて眺めてたことを想ったり、祖父が「大事な祖母の形見なのだから残しておきたい」と考えていると思うと、なかなか使えない。
一昨日の記事でも書いた抹茶フロートラテを作る時、実はコレクションの中のグラスを使おうとしていたのだが(中身が見えるとテンション上がるので)、使う直前になって足の部分に“Tiffany”と書いてある事に気づき、思わず「ゲェーッ⁉️」と言って退いてしまった。
まだブランドのことをあまり知らない俺でもなんとなく聞いたことがあるほどのブランドだ。紅茶セットは高いかもしれないけど、グラスなら大したものじゃないだろうとタカを括っていたところをバッサリ斬られた。
きっと俺が知らないだけでロイヤルコペンハーゲンや、ウェッジウッド、香蘭社のものだってあるに違いない。というかウェッジウッドと香蘭社のは実際あった。恐ろしい。さらに、江戸切子やタイの高級食器であるベンジャロン焼きなどなかなか立派なものが揃っている。
そう。結局俺には「使いたい」という欲望はあれど、高級な食器類を責任もって扱う勇気は出ず使っていないのだ。
結局、誕生日などの特別な日にだけ使うというルールを設けて使っている。
いつか、Tiffanyのグラスを抵抗なく使えるようになる日が来るのを信じて。
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