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非オタクが久しぶりにディズニーに行って感じたこと

会社の福利厚生で、TDLのパークチケットが半額になる。
3月でこの福利厚生が消滅することを知り、ドケチな私は急いで予約した。

この記事は、コロナ前に訪問したのを最後に、
随分パークにご無沙汰していた非オタの一般人が、
久しぶりのインパで感じたことをつらつら書いたものです。

まず私のステータスは、
23歳女、XでDオタさんのポストをたま〜に見る(だからインパなどという専門用語を我が物顔で使っている)、好きなキャラはチデ(チップとデール)。

いろいろ情報が間違ってるかもしれないので、ご容赦ください。
あと、これは感想なので、こんなこと感じるやつもいるんだ〜くらいで読んでいただければ。

1.情報格差、すごくね?

訪問日は3月平日。開園時間すら把握してなかった私は、
Google で公式サイトにアクセス。なるほど9時か〜。

そしたら、YouTubeにディズニー攻略動画がリコメンドされ始める。
「朝の必勝法!」
「開園待ちはこの列に並べ!」
「DPAとスタンバイパスの違い!」

当方、事前リサーチは楽しめる性質なので、興味深く拝見。

・・・いや、これ知らないとやばいやつじゃん

そもそも公式の開園時間よりだいたい15分前に開くなんて知らなかったし、
ファストパスが消えてるし、パス系が複雑化してるし、
モバイルオーダー始まってるし、
朝イチでどこのアトラクション攻めるかで充実度変わるらしいし…

・・・いや、これ知らないとやばいやつじゃん

卒業旅行などで、
学生さんが並んでいる時間すら青春の一幕に変えられるならいいものの、
こっちは体力の衰えを感じてきた社会人と、
付き合って長いパートナーとのインパ。

並ばないに越したことはない!

いや〜、ね?私がキラキラJKだった頃は、
できるだけ早く来て、エントランスで友達と合流して、
開園したらファストパス取りに競歩して、、
みたいな、割と体力勝負の力技でどうにかなってた気がする。

でも今のTDLは、アプリが主戦場。
競歩してファストパス取りに行かなくてもいいのはありがたい。
でも、知識量で明らかに差が出るなと。

もし私が攻略動画を一個も見なかったら、
ノコノコ8時過ぎに来て、
ハッピーエントリーの存在を知らず適当な列に並び、
「なんで隣の列急に空いたの!?」とびっくりし、
ファストパスって無くなったの?とアトラクション前で気づき、
そこから検索してDPAとスタンバイパスの違いを知り、
急いで取った頃には遅い時間のものしか残されず、
とりあえず美女と野獣に並んでいただろう。

体力が限られる大人は、ちゃんと調べよう。

2.フードのクオリティ落ちた?

私がディズニーのフードで大好きなのは、キャラメルポップコーン!
幼少期、両親が買ってくれたキャラメルポップコーンの、
キャラメルがたくさん付いた茶色い個体ばかりを狙って食べていた。
(白いのばっかり食べさせてごめんね、父)

ワゴンの近くを通ると、あま〜い香りや、カレーのスパイシーな香りがする。
あの匂いも、ディズニーという世界観を演出する重要なものだと思う。

そんな思い出の詰まった、キャラメルポップコーンを、
久しぶりに食べたいと思い行列に並ぶこと15分。

40周年の可愛い紙容器に盛られたポップコーンを見て、
「…あれ、茶色い個体がない」

思い出補正がかかっているのは否定できないが、
手渡されたのは、白:茶が7:3くらいのもの。
昔は完全にキャラメルでコーティングされてるものとかあったのに、
完全に風味程度しかしない量のキャラメル。

昔は尖って面白かった友人が、社会人になった途端凡庸になったような、
なんとも言えない寂しさを感じる。

気を取り直して、ランチ。
私はランドで大好きなレストランがある。
それは、「グランマサラのキッチン」!

スプラッシュマウンテンの近くにあるレストランで、
席がモグラの穴ぐらい複雑に点在していて、
薄暗くて落ち着く隠れ家空間が大好きなのだ。

せっかくなら動画で覚えたモバイルオーダーを使おう!と
アプリを開いた。
「あれっ、メニューこれだけ??」
ドリアとか、デミグラスオムライスとかなかったっけ??
えっ、しかも全部紙皿なの?
(しかも高ぇ〜)

この時点でいろいろツッコミはあるものの、
モバイルオーダーのち、訪問。

シーフードアソートセットを受け取る。
公式写真では、赤く縁取られた紙皿だったのに、
渡されたのはただの白い皿。
(これで1700円か…)

なんだか百均の紙皿に見えてきた…と、
多少しょんぼりしながら食べる。
味は美味しい、けど、足りないよ〜!
ボリュームもっと欲しいな…

大好きなレストランだっただけに、
期待値が思い出補正で高かったせいもあり、しょんぼりミッキーでした。


3.殺伐としている人が多い

これは、私が年取ったから感じることかもしれないが、
なんか殺伐とした雰囲気を感じるシチュエーションが多々あった。

まず、トイレでの出来事。
女子トイレは大行列。まあ覚悟の上だったので、並んでいたのだが、

キャストさん
「こちらに2列でお並びください〜!お並びください!
お並びください!お並びください!」

いや、みんなちゃんと並んでるのに、そんな連呼しなくても…

この他にも、キャストさんがお疲れなのかな?と感じたシーンとして、

パレード待ちで我々は地べたに座っていた時、
近くで誘導していたキャストさんが、
ほんのちょっとだけ足を止めた親子連れのゲストに対して
「こちらご通行のご迷惑となりますので、お進みください」

えっ、そんな言い方しなくても…

まあ、キャストさんも大人数さばくの疲れるんだろうな…
っておい!ゲストにこんな慮られてどうすんねん!

夢の国ならば、せめてキャストさんの対応でモヤモヤすることがないといいな〜と思いました。

この他にも、ゲスト同士もサツバツしていた。
抽選で当てたクラブマウスビートを鑑賞中、
前の座席には、子どもを抱っこしていた夫婦。
その隣には制服を着た4人のJKたち。

子どもが足をバタバタさせて、どうやら隣のJKの腿に当たったようだ。
そしたら、そのJKが汚れを落とすようにパンパンと払い、
親子の方は一瞥もせずに、隣の仲間に
「ねぇ〜最悪、蹴られて汚れた笑」と言っていた。

不快なのはわかるが、大人として優しくありたい…


4.楽しみ方を変えるときがきた

…と、ここまでつらつら書き連ねてきたが、
要は、私がTDLの楽しみ方を再考する年になった
ということだ。

アトラクション重視、コスパ重視の学生のような周り方ではなく、
ゆっくり雰囲気を楽しみ、高価格なレストランに行き、DPAに課金する。

それが最適かもしれない。

スペースマウンテンで楽しいより三半規管気持ち悪いが勝った大人より。





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