50歳の誕生日と母への想い

本日3月26日。50歳の誕生日を迎えました！
49になった時は50になるのがこわかったー。後は老いて死を待つのみ･･･と思ってたから。
でも50歳の誕生日が近づくにつれ、なんかワクワクしてきちゃって。
そして今日ワクワクのまま無事お誕生日を迎えました。

家族や友達、同僚からの「おめでとう！」にも素直に「ありがとう！うれしい！」って言えた自分。ちょっと前までは「ありがとう」の言葉を受け止めることもできなかったのに、すごくいい変化。そんな自分がとても誇らしい。

なにより嬉しかったのは、母親に感謝の言葉を言えたこと。
私の母はいわゆるワーキングマザーで、自分の時間はおろか私たち3姉妹と触れ合う時間の余裕もなかった。子供心にハグされた記憶も遊んでもらった記憶もあまりない。だからずっと母には愛されていないと思っていました。
いつもどこか距離があり、本音を言うことどころか、「ごめんね」も「ありがとう」も挨拶ですらどこかよそよそしく感じていた。
でもそう思ってたのは私だけで、母は母なりにたくさんの愛を注いでくれていたんだということにようやく気づくことができたのでした。
自宅から駅まで遠かったこともあり、毎日の車での送り迎え（自分も働いているのに！何度往復していたんだろう）、参観日には仕事を早退して来てくれた。テスト勉強をしている時は、何ができるわけでもないのに私が寝るのを待っていてくれていた。自分の洋服より私の洋服を優先して買ってくれていた。

不器用だけど、これほど大きな愛にどうして今まで気づかなかったんだろう。いつも遠くから私の幸せだけを願っていてくれていたことに。

だから50歳の誕生日には絶対！と心に決めていたことを伝えることができました。

病気もしないで健康で50歳まで生きることができました。
いつもありがとう。感謝しています。
（やっぱりちょっとは照れたけどねｗ）