【詩】羨望
いつからこんな生活を始めたんだろう。
数字が僕らを縛り上げ、
勝ち負けで作られた柵の中、
僕らは今日も生きていく。
あたかもそれが当たり前かのように。
僕らは囚われることに慣れ過ぎた。
争いって何だろう。
誰かに勝たないと生きていけないの?
誰かの上でないと生きていけないの?
僕らは囚われることに慣れ過ぎた。
自分に翼があることも忘れて。
自分で考えることも忘れて。
そうしてまた君は言うんだろ?
「どうせ僕は…」って。
人は大切な何かを守るために戦いだした。
今では意味を忘れてる。
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