営業スキルや表現力が求められるSE

SEには高いレベルの顧客対応力が求められる傾向が強まっています。SEが働く現場ではシステムインテグレーターのように顧客ありきの事業を行うところが多くなっているからです。
顧客対応のための営業スキルがあることや、顧客に魅力を伝えられる表現力が十分にあるSEは高い評価を受けるようになっています。システムインテグレーターではその傾向が強く、営業経験者は採用時点から優遇されるのが通例です。

顧客の獲得から対応に至るまでSEが中心的な役割を果たしている現場が増えているのは、顧客ニーズをSE自身が正しく理解することがニーズに合ったシステム開発につながるからです。
顧客の満足度を高めることが契約の締結や納品後の高い評価につながることから、顧客第一の視点でサービスを提供できることが必要になります。営業スキルは顧客第一の考え方を基本とするものなので、SEにとって欠かせないスキルとして注目されています。

表現力が十分にあることは顧客第一の対応をすることに直結します。
自社製品や自社サービスを紹介したときに相手に内容が正しく伝わらないこともあるでしょう。それは営業をする側にとってもストレスですが、顧客にとってはもっと大きなストレスです。
顧客のレベルやニーズに応じて適切な言葉を選び、理解しやすいように表現できるスキルがあると顧客満足度が向上します。顧客対応を任せられる立場になっている以上、SEには表現力も欠かせないものなのです。

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