飛んで目に来る春の虫。
雑木林の中の山道から大野川沿いの道へ自転車で駆け降りる。
いい気持ちで風を受けていると突然目に違和感が。
僕の豆粒のような眼の中めがけて大きめの虫が入ってきた。
体感としてはテントウムシが飛び込んできたような感覚。めちゃでかい。
そして、痛い。
ホントによう、虫というのはアホやなと。目の前になんか来てんだから避けろよと。
そんなことを思いながらも僕は春になったんだなぁと感じる。
田舎の暮らしは虫との暮らしである。
春から夏にかけて一気に虫たちの活動が活発になるのを肌で感じる。
それもこうやって自転車に乗るようになってからかもしれないな。
前のようにずっと車に乗っていたら気づけなかったのかも。
川沿いの道に降りると河川敷に菜の花がたくさん咲いている。
鮮やかな黄色の中でモンシロチョウやモンキチョウも飛んでいた。
虫の世界を今日も自転車で走らせてもらう。田舎にいるとそんな気持ちになるのだ。
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