ゲームコラム 第一回 ゲーム飯のロマンとおいしさ~璃月の美食を追い求めて
原神。全世界で億を超えるダウンロードを突破し、日本のX(旧Twitter)フォローワ数は300万人を突破している巨大なコンテンツだ。
討伐、探索、七聖召喚、一つのゲームの中に多くのコンテンツが溢れている。その中でも、隅にひっそりとではあるが、日々の探索に欠かせない物、料理がある。
ボタンを押してチンと鳴る、すると、うまくいけばきらきらとしたおいしそうな料理が生まれてくるのだ。
本日から三回にわたって、原神の美食と共にゲーム飯のロマンと魅力について追っていこうと思う。
本日は、璃月の美食を追い求めていく。
料理のミニゲームをしたり、璃月グルメ集を見ていると、筆者にとっては異世界のグルメを見ているように思えてくる。
特に、中国モチーフの料理を目の前にすると、未知の食べ物を目の前にしている感じがして、まるで、夢を見ているのではないかと思えてくるのだ。
実際、中国料理をあまり食べる機会が無いため、良いお店があれば、是非にとも作者に教えていただきたい。
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璃月の料理は数えるだけでも、約22種類ある。オリジナル料理と合わせると、更に2倍になる。ワクワクするが正直数が多い為、何度も数えるのは手m…ゴホン。数えたくない。
なので、その中でもメインでイベントや、動画でピックアップされた料理を解説しながらあれこれ考えていきたいと思う。海灯祭のこの時期にハンドブック片手に筆者と一緒に色々考えてくれたら嬉しい。
1・とろ火で煮込んだ腌篤鮮
鍾離(しょうり)のオリジナル料理であり、言笑曰く、先祖から代々受け継がれてきており、岩王帝君に捧げるには、最高級の食材を使わなければならないらしく、璃月数千年の食文化が詰まっているとのこと。
筆者の最初見た所感は、おー。シチューみたいだなという感覚だった。もちろん、筆者は腌篤鮮を食べたことがなかった為殆ど、フィーリングで見て、考えて、想像したものでもある。
しかし、フィーリングだけで所感を述べてはリポーターの名折れである。腌篤鮮エアプ勢だとしても、分析はしっかりしたいと思う。
・以下↓とろ火で煮込んだ腌篤鮮の説明文
ハムは月海亭の基準を満たした部位を使用し、肉は清泉町でその日捕れたバラ肉、タケノコは軽策荘で採れたもの。それらを弱火でじっくり煮込んだ…「こだわり」の美味。味の分かる人しか分かち合わない。
( ^ω^)・・・なんとも、尖った料理である。言笑の言う、最高級の食材だからこそ、人を選ぶ料理におのずとなってくるのだろうか。
・腌篤鮮の元ネタ
元は江南地方の春先に食べられる料理。筆者もド・深夜にネット巡回して飯テロを受けたため、思わず、チョコを二粒喉奥に放り込むほど食欲のそそる内容と、写真にとてもお腹が減ったのは、ここだけの話だ。
さて、話を戻して、料理の解説に戻る。
冬の間に仕込んだ塩豚と、春の到来を告げる筍の組み合わせ。←ほう、塩豚…
塩漬けしてから干したものと、干していないものがあり、腌篤鮮に使われるのは干した塩豚。そのサイト曰く、塩豚にもいろいろとこだわりがあるらしい。
要は、春の始まりを告げるスープらしい。調べるだけでも、食欲をそそられるのだから、実物も、さぞかし美味なのだろう。
こちらの腌篤鮮は、MoriKitchen氏のYoutubeやさまざまな方が再現料理を作っており、公式の動画、璃月グルメ集第一回にも言笑らしき人物が丁寧な手つきで料理を作っており、筆者も思わず惚れ惚れするほどの腕前だったため、是非一度見に行ってほしい。
2・ピリ辛蒸し饅頭
ピリ辛蒸し饅頭は期間限定イベントの「韶光撫月」が初出である。
また、璃月グルメ集第三期や、ストーリームービー「世にある至味」にもその姿が登場している。
まんまるフォルムにぽってりとしたお腹。しかし、元素スキルから生み出される唐辛子ファイヤーはもの凄い攻撃力アップアイテムになる体はちっちゃいけど、正真正銘の竈神マルコシアス様である。
この神様が作った画期的な発明料理であるピリ辛蒸し饅頭を動画や元ネタなどを調べていきリポートしていきたいと思う。
(それはそれとて、この璃月ジャージはホヨバスタッフの皆様の中で大人気なのだろうか.…?)
まずもって、ピリ辛蒸し饅頭とは?
ふっくらとした生地を成型し、それを蒸して饅頭の窪みに炒め物を入れるらしい。この表記を見たとき、思わずピーマンの肉詰めみたい…ってなった。
詰め物系の料理で言えば、似たようなものだろう。しかし、中身は全く違う為ひとくくりにしてはいけない。
ただ、モチモチしてふっくりしており、いつかは自分も作ってみたい。
元ネタは、中国北部で食されるトウモロコシ製蒸しパンの饅頭だそうだ。
検索にかけてみると結構ファファな料理が並んでいたので、気になった方はぜひ見てみて欲しい。
ピリ辛蒸し饅頭もまた、MoriKitchen氏のYoutubeチャンネルに投稿されており、気になった方は是非視聴してみて欲しい。
3・友を大切にする璃月人
誕生日に送られてくるメールを毎回1時ごろに開封してよく、ん?ってなったことがあった。
誕生日メールは毎回、キャラクターたちがささやかな会にご招待するというもの。
日本のゲームでの誕生日といえば、数日前に誕生日プレゼントを送り、後日お礼が届いたり、誕生日パーティに行って後日お礼が来たりとあるが、大元は殆ど同じだった。
さて、この違和感とは…?と思い、ゲーム内のメールコレクションボックスを漁りにあさって、とあるメールにたどり着いた。
これを見たとき、ああ。そういうことかってなった。
中国のおもてなしについて、中国語の先生が前話していたことを少しばかり思い出したのだ。
ぼんやりと聞いてただけの話なので、文化風習が間違っていたら大変申し訳ない。
しかし、原神をプレイしていく中で沢山のことを知り、沢山のことを調べ、そして、少しばかりではあるが、また中国の文化を少しばかり垣間見えたのも事実である。
日本語の伝えにくさや、互いの文化圏でしか伝わらないことも異文化交流では沢山あるのかもしれない。
しかし、少なくとも自分はプレイ体験を通して、美味い料理を知り、友を大切にする璃月人を知り、そして、中国の文化に少し興味を持って人生が変わったゾ!
ピリ辛蒸し饅頭はいつか作ってみたいし、よし、さっそくMoriKitchen氏の動画を見に行ってみよう…ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ
4・期間限定イベント【遠方より来たる朋友】
さて、ここからはちょっとした宣伝である。2月25日現在、遠方より来たる朋友が開催されている。
海灯祭の後日譚でもあり、他国から沢山のキャラが旅館にやってくる。
主人公は料理人の仕事に就き、暫くの間言笑の助手をすることになる。
調理システム自体は簡単で、タイミングに合わせてカーソルを合わせる普段の料理システムとあまり変わりはない。しかし、皆ほとんどの人間が神ゲーと言っている。自分もほへーと思うくらい良システムでもあった。
自分の感想
・まず、システム上無駄な手間を一切省いている。
このイベント事態が、システムよりもストーリーを重要視している。調理などのシステム自体は、しっかりしていて、なおかつ冗長な移動が無い。何か分からないが、イライラすることなく短くスッスとイベントを進めれた。配信者のねるめろ氏も、X(旧;Twitter)で神イベと評するほどである。
・つぎに、調理一つ一つが細かい。
まず、3ステップに行程が分かれているが、どれも違うのである。ぴったりカーソルを合わせるには変わりないのだが、細かく押したり、長押ししたりと全て同じようなものではなく、うん。とにかく飽きが来ないように細かく工夫されていた。
・その次に、旅人のモーションがとても凝っている。
切る。混ぜる。調理する。どれも、丁寧でかわいい。成功してたときも、失敗したときも表情が…可愛いのである。
そのほかにも色々とあるが、金玉満堂、繁絃急管と沢山の璃月料理が出てきて、そして、懐かしいキャラたちにも逢えるため、是非旅人さんたちは参加してみて欲しい。
次回は、稲妻料理についてのレポートと、ホヨバーススタッフや、世界が思う日本のグルメとは?について、書いていきたいと思う。
また番外編で、自分の思うミニゲームとはについての考えと、コンセプトのあるミニゲームの強調の仕方について考えたことを気ままに書きたいと思っている。こちらの記事は自分の嗜好満載な文章にあふれた記事になっているため、有料指定です…
それではまた次回。
追記:2月26日 これを書き上げた翌日に第七期…
何かの縁と思ってこっちにもアップを。
是非見てってください!
https://www.youtube.com/watch?v=_0fvKbzU8a0