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東京芸大出身 ブルーピリオドを観る①

僕、東京芸大出身です。
何やら、母校が舞台になった映画があるということで観てきましたー!

結論を先に言うと、すごく面白かったし、いい映画だったよ!
受験生とか、美大に関心がある人はもちろん、青春映画として多くの人が楽しめる映画じゃないかなって思う。オススメ!
(原作も読んでみようかな。)

自分自身の学生時代から20年経って思うこととか、映画を観ていていろいろ浮かんできたのでここに書いていこうと思います。

さて、まずは、映画の設定がかなりリアルです!
(映画としての脚色とか演出とかはあるとしても、それでもリアル!!)

予備校にやたら上手い人いるとか、奇抜な人がいる感じとか、受験の前にメンタルにダメージ受けちゃう人とか、予備校講師の雰囲気とか、世界堂行っちゃう感じとか、家庭の空気とか。
ついこの間まで新品だったのに、すぐに汚れていくツナギとかもね!

僕は「あー!あるある〜」って楽しめました。
もう、スクリーンからアトリエのにおいすら感じた!

これから美大受験する方、割と映画の感じだと思って差し支えないです!
(予備校によって空気感は違うので、いい雰囲気のところを選んでね!)

僕が高校3年の頃、受験対策で描いたメロン。

主人公の悩みとか、不安とかもすごくリアルで、なんか、後輩の相談に乗ってるような気持ちで、心の中でめっちゃ励ましてました!

僕が学生だった頃は『勝ち組』とかいう言葉が流行ってたけど、今はもう良い学校に行ったから幸せになれるわけでもないし、価値観もすごく多様化してるわけだし、わざわざメンタルを傷つけるほど、自分を追い込んだりしてまで受験しなくてもいいんじゃないかと思ったりもするんだけど、、、

それでも、映画の中で美術の先生がおっしゃってた言葉がすごくしっくりくるなって感じたんです。

『好きなことに人生のウエイトを置くのって普通じゃない?』

映画の中で、美術の先生がこんなようなことをおっしゃってた。

いや、まさにそれだな!

僕も、好きなことばかりして生きてます。
それはすごく幸せなことだなって思う。
でも、好きなことをして生きていくって、それなりの踏ん張りとかも必要になるから、美大受験くらいの負荷がちょうどいいトレーニングになったなと思う。

この映画を観て芸大目指しちゃうってのも全く問題ないし、自分の好きなことの方へ一歩踏み出してみたらいい!

この映画は芸大受験のお話だったけど、全く違う分野だったとしても、やっぱりそこには同じような葛藤や苦しみや喜びがあるわけで、それでも前に向かって進む人を応援してくれる映画だと思いました!
みんながんばろうぜ!!


ここまで文章書いてきたけど、書きたいことたくさん出てきちゃって、こりゃ一回分の文章量じゃ収まらなさそうなので、タイトルに『①』って付け加えました。

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