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キューバとブラジルの女帝の奇跡の共演

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第89弾!

「omara portuondo e maria bethania」

2008年発売

本日紹介するのはキューバとブラジルの大ベテランの女性シンガーの二度とない奇跡の共演アルバム。

キューバからはブエナビスタ・ソシアルクラブ・バンドで世界的に有名になったオマーラ・ポルトゥオンド。

既にnoteではブエナビスタのアルバムは紹介済みです。

そしてブラジルからは奇才カエータノ・ヴェローゾの妹である、マリア・ベターニャ。

二人共ベテランを通り越して人間国宝並みの重鎮です。

その二人がアルバムを作るなんて奇跡としか言いようがないです。

各々の国の伝統的な曲を交互に唄い、時に二人でデュエットも聞かせてくれます。

バック陣は、こちらも大ベテランのジャイミ・アレンのギターと、若手で才能も勢いもあるロベルト・フォンカセのピアノを中心としたシンプルな構成。

二人の唄声をフルで活かす、シンプルかつ的確な演奏でホント素晴らしい。

メジャーな曲がある訳でないし、初めは地味に聞こえる内容だけど、聞いていると染み入る一枚です。

皆様には制作過程をベースにしたダイジェストを。


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