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これぞ!ニューオリンズ音楽の入門編

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第44弾!

「MEDICATED MAGIC」 DIRTY DOZEN BRASS BAND

2002年発売

本日紹介するのはニューオリンズを代表するブラスバンド、ダーティー・ダズン・ブラスバンド。

私が彼らの音を初めて聞いたのは、大学の時母校愛知大学で豊橋に来た夏。

今では考えられない大イベント(ブラック・ヘリテージ・フェスティバル)というのが、港で開催されたんです。

レイ・チャールズやB・Bキングも出演する、当時日本で最大の黒人音楽フェスだったんです。

確かチケット5000円位で、当時学食のカレーが100円の時代。

貧乏学生には当然手が出なかった。

しかし!ここでチャンスが訪れます。

会場の警備のアルバイトの話があったんです。

先輩がそのバイトをGETし、駐車場の警備に割り当てられたんです。

内緒でついて行き、駐車場で音だけ聞いた記憶が蘇ります。

長くなりました、その時にダーティ・ダズン・ブラスバンドの音を聞きぶっ飛んだんです。

メチャカッコいい!

速攻でCD聞きました。

今作は彼らにとって7枚目のアルバムになります。

何故今作を選んだかと言うと、もう皆様は飽きているかもしれないですが、プロデューサーがクレイグ・ストリートだからです(笑)

加えて演奏されている曲が、ニューオリンズの入門編の様な有名な曲ばかりだからです。

Dr.ジョン ザ・ミーターズ アーマ・トーマス アラン・トゥーサン エアロン・ネーヴィルの代表曲にオリジナル。

参加メンバーも、Dr.ジョン オル・ダラ ノラ・ジョーンズ ロバート・ランドルフ DJ.Logicと、新旧の凄いメンバーです。

本気のニューオリンズファンからは、軽めのチャラチャラしている内容と言われるかもしれない一枚だけど、入門編としては最高の出来栄えです。

ニューオリンズ音楽に触れた事のない方には超協力お勧めの一枚です。

皆様にはブラスバンドの醍醐味を感じるこの曲を。


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