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自分の心とお話すること

【私が全世代の方に伝えたいこと】

私はまだまだ未熟だけれど、それでも着実に、
人生の階段を一段一段上がっているのを感じる。
特に休学中のこの1年間。
休学前にじわじわと進み始めた成長の起点を思い返してみると、ある原点にたどり着く。

それは、自分の心の声を聞き、対話すること。

自分の心とお話すること。

これが初めてできたあの時から、
私の人生は緩やかな上り坂を形成しはじめ、
今では形のある果てしない階段になった。
そして私は、時に登り時に落ちながら(戻る・下るのではない)、今それを進んでいる。

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一自分の心とお話すること一

ここ1週間の予定を振り返ってみてください。
あなたは上手に、意図的に、自分ひとりになる時間を作れていますか。
とりあえず友達と会って語り合えばすっきりするからと
人と会う時間でぎゅうぎゅうになっていませんか。
大学(仕事)、課題、バイト、友達と会う時間。
その繰り返し。
時間を使うと言うより、時間に使われている。
1週間ごとに同じような予定の繰り返しで、気づけば半年。

忙しいことを、しんどいことを忘れる時間として、気晴らしの言い訳にしていませんか。

今なんのためにこれをしているのか。

答えがはっきり自分で分かる人は、そのまま突き進めばいい。
一方で
答えがあやふやな自分に疑問を感じながらも
それが違和感だということに気づかず
(もしくは気づいていながらも)
考えても意味が無いと顔をそむけて
日々を送っていませんか。

それをしていると、心が不安だらけじゃないですか。
自分がどこへ向かっているか分からないのだから。

時間に追われているからと言い訳して、
自分の心から逃げないで。

1番自分の真ん中にあって、大切にするべきものは、
心の声です。

心は自分がどうしたいか1番分かってる。
どうかその声を認めてあげて。
自分の心は自分でしか認めてあげることができない。
違和感を覚えているなら、「違和感を覚えている」ことをまずは認めてあげてほしい。

意図的に心と対話する時間をとってほしい。
1週間、1日、1時間でもいい。
寝坊したから大学を休むのではなく、
自分の心と話すために大学を休んでほしい。
友達と悩み相談し合うために夜更かしするのではなく、
寝る前に自分の心と話す時間をとってほしい。

心に余白を作ること。

白黒はっきりしていなくても、
どんな自分も自分だと許し認めてあげられる心の余白。
「じゃああなたはどうしたいの?」
すぐに答えが出ない自分も認めてあげて。
言葉では出てこなくても、心は分かっているから安心して。

自分を認められない人は周りの人を認めることだってできないはず。
それは、心に余白がないから。

成長するための第1歩は、心に余白を持つこと。
他の人と対話するのではなく、自分と対話すること。

まずはその時間を、意図的に作ってみてください。

そしてこれは
人としての成長の第1歩であると同時に、
どれだけ成長しても忘れてはいけないこと。
なぜなら心も一緒に成長するから。

成長する度に「今の心」と対話する必要があるし、
「今の心」と対話することで生まれる成長だってある。

私はこれからもずっと、自分の心との対話を続けていきます。

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ユダヤ人は成功者が多く優秀な民族で有名ですが、
宗教的に1週間に1日、火を使うこと、働くことが禁止される日があります。

強制的に 'なにもしない日' が作られる。

経済はまるっきりストップするけれど、
そんなことは二の次。
そういう日を意図的に守ることで、
子どもから大人までが
「自身の心と向き合うこと」を大切にしているようです。

1日でもいい。
意図的に'何からも縛られない日'をつくる。
何かしないと時間の無駄なんじゃない!?
と考える人もいると思います。
いえむしろ、これ以上ない時間の有効活用だと思います。
難しいかもしれないですが
「何もしないを、する」ということです。

(ここからはひとつの例にすぎないです。
自分に合うやり方を手探りで見つけてみて。)

何もしない、を繰り返して自分と向き合う決心がついたら、
ノートでもパソコンでもなんでもいいので自分のことを全部書き出してみるのもひとつの方法です。
自分がどういう人間かとか、良い所、悪い所、今の自分が好きか何に違和感があるのか何に疲れているのか何をしたいのかどういう人と関わりたいのかほんとは何を話したいのかとか、思いつくことすべて書く!

ぜひ1度、やってみてくださいね。

最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
そしていつも私を支え常に気づきをもたらしてくださる周りの方へ、本当に感謝しています。

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