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じゅん
2024年6月18日 18:01
胸の中のがらくたがガタガタと音を立て始めると足はおのずと砂丘へ向かうきゅっきゅときしり音を立てながら指のすき間を埋める砂粒歩めば足は粉々になったがらくたに溶け出す仰ぎ見る空と砂丘の接線目指して歩くと申し合わせたように遠ざかる砂丘は何十億年のがらくたの墓何十億年のがらくたの材風紋はできごとのかすかな名残何もない空に相も変わらず浮かぶ半月がやがて砂丘に没するころ私の