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幽霊の真実(仮)幽霊と受動意識仮説

ー第1章ー 初めに


意識とは何か、幽霊、心霊、オカルトのカテゴリーに興味を持っている人は
一度は、考えたことがあるテーマではないでしょうか。

自分は、幽霊が存在するのかを考えた時から始まり、
ウィキペディアでは、幽霊とは、死者の魂と載っていることから
死者の魂とは、何かに続いて行き、魂とは、意識、心、精神と同じことなのかと、
考える中、存在しない魂を考えても、先に進まない事に気づきました。
意識とは、何かを考えるようになります。

今、現在の科学でも、意識の正体は不明で
例えば、どこに意識があるのか、心と同じであるならば、心臓にあると考えられたこともあります・
現在では、頭、脳の中にあると考えれらるといわれています。
実際の所、人間の構造を細かく調べても、意識は見つかりません。
意識が、どうやって発生(誕生)したのか、何のためにあるのかも
現在進行形で研究されていますが、これだと言う成果は発見されていません。

しかし、沢山の意識についての仮説が発表されています。
その仮説のなかでも、気になったのが
受動意識仮説です。

意識とは、幻想であると主張しています。
どういうことでしょうか?

幻想とは、根拠のない空想、とりとめのない空想のこと。
意識が、空想で、想像である?
このことだけに、着目すると意識とは、本当は無いのかもしれないと
考えてしまいます。

受動意識仮説を見ていくと、凄いことが分かります。

そして、幽霊と受動意識仮説の関係について考えたことを
書いて行こうと思います。

ー第2章ー


受動意識仮説とは何かを、
説明するにあたって、すでに受動意識仮説を充分理解されているかたは
第2章を飛ばして、第3章「幽霊と受動意識仮説」に飛んで頂いて、構いません
自分の説明は、不足していたり、間違っていたり、少しオリジナルなことも書いているので
詳しく知りたい方は
一度、慶應義塾大学大学 前野隆司教授の講義の動画で見ていただいた方が良いと思います。

は、YouTubeより 1時間24分あります。

※意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説


※ あるいは、沢山、受動意識仮説の動画を見ましたが、一番分かりやすかった動画が
ブレオの理系トリビアさんの動画

【科学解説】人類の意識への概念をひっくりかえす受動意識仮説

8分31秒


本当に、分かりやすくまとめられています。

※ 受動意識仮説とは、とある実験の結果から、説明すると分かりやすいです。
自分の行動は、自分の意志で決定していると、思っていますが。
この実験から、分かったのは。
行動を、決定しているのは、自分の意志(意識)では無いことが分かりました。

詳しい、実験の内容は上記の動画にて、説明があります。
ここでは、簡単に説明すると。

この実験は、行動は、自分の意志で行っているのかを知るための実験で
指を曲げるという、動作を行い、そのタイミングを計測するというもので
3つのタイミングで計測します。
1,脳に、電極を刺して、脳の反応のタイミング
2.指を曲げると意識するタイミング。
3.指が、実際に動いたタイミング
以上を、計測しました。

この、実験の予想の順番は、
最初に、2,指を曲げると意識する。
次に、1,脳が準備電位を起こし反応する。
最後に、3,指が実際に曲がる。

これは、意識が行動を決定すると、思っている前提になり、

実際には、
1,脳に、電極を刺して、脳の反応のタイミング
2.指を曲げると意識するタイミング。
3.指が、実際に動いたタイミング
この結果から、自分で指を曲げると、意志(意識)が決めてから行動するのではなく
意識よりも、早く、脳が行動を決めているということになります。

脳が、行動を決めるとは何なのか。

この仮説では、脳=無意識で説明されています。

無意識が、行動を決定していると、実験の結果が示してします。

無意識の仕組みや、働きの一部が解明されつつあり
無意識を使って、説明していくことになります。

どうして、無意識が行動を決定しているのか?
これには、普段、目に見えない所で働いている
無意識の中で行われいること。

普段暮らしているだけで、5感から大量に情報が入ってくると同時
常に抱えている、不安や、悩みの答えを判断するために
1日に、数万回の選択をしています。

人は、無意識下で不安や、悩み、に加えて、小さな疑問にも、答えを探し続けるようにできています。
前野さんは、無意識の働きを沢山の小人で例えていて
沢山いる小人がそれぞれの悩みや不安について答えを求めていて
この後、どういう行動をするのかを多数決で決定します。

つまり、意識が考えるよりも、前から行動の準備をしており
自分と、周りの状況を見ながら
無意識が行動を決定していて。
24時間、365日絶えず、無意識下で働いていて
善悪の区別よりも、自分を優先させるため。
たまには、とげのある言葉を発したり、夜中にダメだと思っても夜食を食べたり、
見たくないと思っていても幽霊を見たりするのは
無意識が行動を決定しているからです。

無意識が色んな考え事をし、行動も決定しているなら
意識は、何をしているのか?

先ほどの、実験から、考えられることは、脳が反応し、指を曲げると思う、指を実際に曲げる所まで
無意識が行っている、意識は、この一連の流れを記憶するための仕組みだと主張しています。

単純に、記憶するだけなら、意識はいらないと思いますが
この一連の流れの記憶とは、エピソード記憶と言う、記憶の分類になり
人が、生きていくうえでとても重要と考えられており。

無意識が、行動を決定して、体が反応して、実際に行動を起こす。
その結果を受けて、一連の動作をまとめて記憶する仕組みが意識である。
エピソード記憶とは、自分が、いつ、どこで、何をしたかをと特定出来るものになっているため
その記憶に自分が関わっているために、
あたかも自分が決定したことのように
錯覚、幻想を見ているの過ぎないと解釈できます。

ー第3章ー


幽霊と受動意識仮説

受動意識仮説を、読んで気が付いたことがあります。

幽霊は、見たくて見ていると考えていました。
その裏付けになるものだと、理解しました。

自分は、幽霊の正体は情報である。
そして、幽霊思考(悩みや、不安の答えを幽霊(オカルト)求める考え方の癖)を持っていることが
幽霊が見える条件だと考えています。

そして、幽霊思考は思い込みの一つであり、
思い込みは、無意識で作られると考えられており

特定の、幽霊の目撃談ついて、こう考える事ができる
つまりは、自分の意志で幽霊を見るのではなく、
無意識の中で、幽霊思考が働いて、幽霊対する不安や悩みの答えを
幽霊を見る前から、考えていて準備しており、
幽霊を見るタイミングで、夢を見ている間は、編成意識状態で
無意識と繋がり易くなっているため、幽霊思考の影響を受けた情報が
夢に流れ込んでくることで、幽霊らしきモノを見る。

または、夜道を一人で歩いていて、電柱の後ろに幽霊を見た場合でも
無意識の中で、幽霊思考がこの場合は、こんな風に幽霊が見えるから
黒い人影みたいなモノが見えたら、幽霊が見えたと思い込むよう
準備が出来ていた。

それを観察していた、意識が、エピソード記憶を作って
今、突然幽霊が見えたと記憶する、

実は、電柱の影がたまたまそんな風に見えただけでも
思い込みや、幽霊思考は、とっさに脳の中に浮かんで
幽霊を見たと思い込む準備はできていた。
理性で、その出来事を考える前に起こるため
幽霊思考を持つ人は、良く考える前に答えをだしていまう、

どうして、そんなに早く思い込むのかは、
幽霊が危険な情報として扱われているために、
防衛本能が、一瞬で対応できるように、
こんな時は、素早く対応しないと命にかかわると
自動思考を作ることで、反射的に対応できるようにしたからだ。
そして、自動思考は、思い込みで、エピソード記憶によって作られるため。

受動意識仮説で、説明される、意識は、エピソード記憶を記憶するために
あるが、同時に思い込みを作ったり、
現在、持っている思い込みを、強化したりして
生き残れるように、思い込みを生成する役目も持っていると考えられる。

つまり、どうして幽霊を見たくて見ているのかを裏付けできるのが
受動意識仮説かというと。

一般的な、考えの意識で、説明できないからで
行動は、意識が決定して行っているのだとすれば、
前もって、準備した幽霊の思い込みが見せていると考えた時
意識が、ブレーキをかけることが出来るからだ、
理性と言いう、ブレーキ
一般常識として、今、見たものは何かと、思いとどまることが出来
尚且つ、本当に見たとしても、信じることができない。

ところが、無意識が行動を決定したときは、
幽霊の思い込みの影響を受けて
幽霊を見るため、理性は影響せず、
幽霊を信じることが出来るため
幻覚や、夢を使ってみた、幽霊らしきモノであっても
現実の世界でみた、死者の魂としての幽霊だと思い込み
それをまた、エピソード記憶が記憶することで
幽霊の目撃談が作られる。

受動意識仮説が、幽霊を見たくて見ているを裏付け出来る説として
今後も、考察を続けようと思います。

ここまで、読んで頂いてありがとうございます。

ここから先の、言いたいことは
憑き物使いの深見胡堂の独り言で、書いていますので
良ければご覧ください。

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