うみぼうず
創作漫画です。不定期更新。
「自分エスなんです」っていう人にエスを見たことがない。
なーんも言うことないくらい、 満たされてる午後。
日傘を忘れて、 買いに行って、 そこらへんに置いて、 小川で水浴び。
もうすぐ満月。 どうして美しいものは、悲しくなるのだろうね。 別れを感じずにはいられないからでしょうか。
たまには愛されてみたいな。 自分以外の誰かに。 胸の真ん中に穴が空く前に。 私を気にいる人は、私から奪おうとする人ばかりだ。 と、思ってしまうときは、さっさと寝てしまうのが一番ね。 さみしい気持ちが、この世からなくなればいいと思う日。
バイアスを外すことが幸福への道だというけれど。 個人が持つバイアスごと、全身全霊で、どこまで包み込めるか愛せるか。 私は今日出会う人たちを、どこまで愛で包み込めるのか。 愛でいられるのか。 愛の挑戦のために生まれた戦士です。 なーんて。
正義とは、人を守るためにあったはず。 人を追い詰めるためではないよ。 優しい世界になりますように。
出会いには別れがあるね。 別れは最高の思い出にするための重要なスパイス。 別れの悲しみがあって初めて、極上のピースが完成する。 心なんて大事にしすぎても腐らせるから、 いっそ浮き沈みしましょう、最高の出会いに身を任せて。
私が人を受けとめることに全身全霊なのは、 正しく受けとめられたら人は、それだけで前を向いて生きていけるんじゃないかと思ってるから。 苦しくて離れてくれない思いが、成仏していくことに繋がると、祈りみたいに思ってるから。 これが、 「私もわかってもらおう」となったら 終わり。
フェアトレードの話。 小学生にもならないような子たちが、 タダ同然でコーヒー豆やカカオ豆を集める仕事をさせられているという話を人にしたら、 その人は実際に現地に行って見てきたらしく 「彼らはとても幸せそうだったよ」 と話してくれた。 かわいそうなのは、私たちなのかもね。
悪口って、ほんと言わない方が幸せ。 いろんな感情があるから、下手なスピ教訓は無視して生きてきたけど、 悪口を言わない方が幸せは本当にある。 言わなくていい悪口って、結構ある。 言われてるくらいの方が、結構幸せかも。 私のことを嫌いな人の幸せを、今日も祈ります。
薄まっていく。 そして徐々に、大したものではなくなっていく。 何もかも忘れていく。 濃くなっていく日常は抑うつだらけだけど、 これはこれで心地よい。 おはよう、私が愛した日常。
私を私ほど愛せる人はこの世にいない。 けれど。 芸術の中には愛がある。だから息ができる。 危うい線の上に存在しながら描く人がいるなら、 ワンパターンの昭和の残骸の「情」で支えるから、 私のような者のために描いて欲しい。 それが愛と呼べるものであればいいのに。
