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シェアハウス3か月間の振り返り

旅が終わる前からやりたかったシェアハウスも、旅を終えてからの活動が3か月経ちました。
今日2024/07/13、ちょうど3か月、やっと最初にして最大の壁を(たぶん)越えることができました。
現在の進捗、想いを残していきます。

簡単に旅を終えてから現在まで、どんなシェアハウスを開業するための活動をしたのか
お伝えします


この先に出てくる①とか②はこの図を照らし合わせてくだい


① (停滞期)4月13日〜4月24日
とにかく旅が終わってしまったという喪失感に苛まれていたブルーな時期
一コマ行っただけで大学辞めたいって思った
社会に適応するのが苦痛でしかなかった
色々慣れない生活でしないといけないことも多くて、シェアハウスのことは何もできていなかった


② (活動期)4月25日〜6月20日
初めて具体的なシェアハウスを開業するための活動をしたのが4月25日
旅中に大分県は別府にて出会った起業家シェアハウスを経営されている方から、名古屋の学生で元々シェアハウスをやっていた女性につなげて頂きお話をさせていただいた。

そこから動き出したは良いものの、起業なんて初めてしようとしているし何をしなければいけないのかも分からない。

やったことは大きく分けて二つで、

一つは、とにかく人に会う・交流会に参加する
結果:やっぱり人に会うのが一番大切(自論)

もう1つは、自分がやりたいこと(シェアハウス)を他人に話すことによってコンセプト設定やどんな想いでやりたいのかを段々と言語化のテンプレを推敲
結果:想いが固まっていき、シェアハウスがやりたいという想いを言語化して相手により情熱を伝えれるようになった。思考を固めることが出来た。

振り返って文章を書いていて感じたのは、この活動期は”全然本気になれていなかった” ”全然コミットできていなかったな”ということ
とにかく人に会いにいくという行為は、理想と現状のギャップを埋めるために必要な行為ではあるが、非効率的だ。

交流会に参加したり、人にしに行ったりするという行為は能動的であるが、
そこからは完全にそこにいる人がどんな人かの運次第であり受動的であったと考えられる

交流会は毎日開催されている訳でもなければ、シェアハウスの話が発展しそうな人にも毎日会える訳ではない
僕はこの”目標のために毎日行動することが出来ない”というギャップに苦しめられていた。

だがそこまでのとにかく沢山の人に会うというプロセスは無駄ではなかったことは確かだ。

普通に不動産に行ったり、空き家バンクなどのサイトに突っ込めばよかったんじゃない?という意見もあると思うが、自己資金ほぼゼロの20歳学生は正攻法でいってもどうにもならない。あと、掲載されている物件はあまり理想なところがなかった。


旅が終わって気持ちが切り替えれないまま名古屋に戻り、シェアハウスに関する何の繋がりもないところからスタートしたので、ほんまに何からすれば良いのか分からんかったからそこは情状酌量


③ (過渡期) 6月20日〜7月13日
日本一周中に沖縄県は与那国島で出会った友達が、名古屋駅と名古屋城の間くらいにある那古野地区にある円頓寺商店街のなごのやという喫茶店でバイトをしてて、その友達に会いに行った時に繋がったなごのやバイトの人が、話をしようと誘ってくれた。このタイミングが6月20日

円頓寺商店街は旅を終えてから知って、6月20日のタイミングではもうすでに何回か足を運んでいた。
円頓寺商店街を簡単に説明すると、名古屋最古の商店街で、数年前まではシャッター街だったが、株式会社ナゴノダナバンクという会社の空き店舗を再生するプロジェクトにより現在では昔の古き良き建物の趣や雰囲気を残しつつ新しい店舗を呼び込み再活性化を果たしている。という商店街である

シンプルに、めっちゃ雰囲気が良くてお気に入りの場所になっていた
いい意味で名古屋じゃないみたいですごく好きな空間だった
そんなことを思っていた矢先、話をしようと誘ってくれたなごのやバイトの人が、

「ここでシェアハウスやったら?」
と普通の会話の流れで言ってきた
その時、ハッとした
”ここでやりたい”

そこからの行動は早かった

円頓寺商店街の空き家事業を展開する株式会社ナゴノダナバンクさんにDMを翌日に送り、その日キッチンカーのイベントを名古屋駅の近くでやられているということで凸りに行った
5日後会社の不動産を管理されている人とお会いする機会をいただけた

具体的にシェアハウス設立に向けて動けているのが嬉しかった

この時学べたのが、場所やターゲットを”狭めれば”その先の行動がロードマップ的に見えてきて、現状と理想のギャップが見えやすくなってその結果行動しやすくなるということ

だが、計画の段階から行動が具体化すればするほど
壁にぶち当たることも増えていく

5日後、ナゴノダナバンクの方とお話しすると、現在円頓寺商店街に空き家はない
と告げられた

勝手に円頓寺商店街でシェアハウスを開業する未来を思い馳せていたから悲しかった

そんなこんなで一週間ほど経った7月3日、名古屋にて経営者や個人事業主が集うイベントがあった。

そこで初めてボコボコにされた
それじゃマネタイズできなくない? 固定資産税は誰が払うの? その場所でコワーキングスペースはできなくない? クラファンにも手数料あるんだよ?
それは学生の今出来ないよ って言われた

甘くないことを教えてくれた

イベントが終わって今まで感じたことのないくらいの悔しさを感じた
とにかく悔しくて、毎日シェアハウスのために行動できていないことに嫌気が差して、この日から本気で行動しようと決心した

甘くはないのはわかってるけど、絶対にできなくはない

その次の日から円頓寺商店街にてピンポンを押して聞き回ったり、道ゆく人に声をかけて空き家の情報を聞き出そうとした
不動産会社が管理していない空き家物件もあるだろうと考え、地に足をつけて物件を見つけようとした

会いている物件はあるのだが、
やはり訳があって会いている物件ばかり
大家さんの高齢化によりコミュニケーションが取れなかったり、絶対に貸さないという強い意志を持った大家さんだったりと、
再開発により人気が高まっている関わらず、不動産会社が所有できていないのには納得の理由だった


2回目ボコボコにされたのは7月9日
ペルソナが絞れていないとめちゃくちゃ言われた
でもその後ペルソナとコンセプトを絞り、自分の理想を言語化することができた

3回目のボコボコは7月12日
1、2回目のボコボコにされたのは理解できたんだけど、今回3回目はマジで理解できなかった。今考えても仕方のないようなことを永遠と言われた。

そしてその次の日、何度目かの円頓寺商店街へ足を運んで空き家の聞き込みをした。
空き家の近くの家にピンポンして聞き込み調査をしたり、道ゆく人に聞いたり、
やはり円頓寺は人気で、空家っぽいところも大家さんの意向などで貸すことが出来ないなど、状況は厳しかった

そしてついに商店街の人に「お兄さん、そういう行為怪しいからやめた方がいいよ」って言われた

この数日間で何回もきついなーって感じる場面があってこの商店街の人に言われた言葉でなかなかに落ち込んでしまった。

その後も聞き込みやピンポンを続けるもメンタルが少しやられていてキツかった

だがそこで辞めなかった

午後からはアポを取っていた南区の内田橋商店街に向かった。これまでは、円頓寺商店街の今と昔が混在する趣のあるあの雰囲気が好きだったが、

内田橋は数ヶ月前から再開発が始まり、現に5店舗ほどこれから空き家を改装して開店されようとしているとても勢いのある商店街で、人通りこそ少ないが、コンパクトだが生活感があり、外部の人の受け入れも盛んで、人のバイブスも名古屋っぽい人たちじゃなくて良くて、本当にこれから面白い場所になっていくんだろうなとワクワクした

案内してくれたのは地域に根ざした石原不動産さん
紹介していただけるのは1軒のみだったが、その1軒が本当に理想の物件だった

やっっっっっっっっっっっと見つけた
自転車で日本一周し終わった次の日に名古屋に来たのが4月14日
この日が7月13日

旅が終わった次の日に名古屋に来て、気持ちも切り替えることが出来ないまま始まったシェアハウスを作るための日々

ほんまに最初はなにをすれば良いのかわからなかった
今ほどコミットできていなかったし、とにかく人に会いに行って「僕は名古屋にシェアハウスを作りたいんです!」って言いまくるところから始まった

構想が具体的になればなるほど大人からは厳しいことを言われる

「マネタイズできないよ」 「今はスキルもお金もないしできないよ」 

成功するには諦めないことが大切です
ってtiktokのショート動画で流れてくるような自己啓発系の起業家が言ってるけど

9割の人は諦めちゃうよね

シェアハウス以外のことなら諦めていたかもしれない

なんで諦めなかったのか、

そこに”想い”があったから

諦めるっていう考えがマジでなかった

壁打ちしまくったり大人の人に指摘されまくっても強い”想い”があったから、諦めるんじゃなくて、じゃあどうしようっていう思考だった

旅の生活から切り替えることが出来ないまま生活が始まって3ヶ月、最初で最大の壁だと思っていた物件を見つけるフェーズをやっと超えれた

やっと乗り越えた
ほんまに嬉しかった

毎度おなじみ
俺が信じてるやつ

マジで過渡期はブレイクポイントで越えれます

マジでこの文章を書いてる間にも出会う人や状況が刻一刻と進んでいて全然物件が見つかったばっかりの気持ちを残すことが出来なかった
描き終わるまで二週間ほどかかりました
次からは書き切ろう

すんません

シェアハウスに没頭しているこの生活は楽しいです

あ、シェアハウスちょっとでも興味ある人いたら
DMなりして欲しいですん



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