大型冷蔵庫を諦めない！ ～2階への搬入の極意～
今回は我が家の冷蔵庫で起きた事例を紹介します。キッチンが2階にある方はぜひ参考にしていただければと思います。
極意は「最強の運び屋を選ぶ！」です。
2階LDKの問題点
まず背景の説明ですが、2階LDKの場合、大型の家具・家電を２階に搬入するのが大変です！
選択肢は以下の2つがあります。
A. 荷物搬入用の大きな窓を道路側に設けて、クレーンで吊って搬入する
B. 階段の幅を広くする
私はBの階段幅を広くする方を選びました。
具体的には、階段の寸法をメートルモジュール（柱間100cm）にしたことで、手摺と壁の内寸で76cm以上の通路幅を確保しました。（尺モジュールだと68cmくらいになります）
そして、家電量販店で容量540Lほどの冷蔵庫（幅650mm x 奥行699mm x 高さ1839mm）を購入しました。
その際に階段の寸法を店員さんに伝えたところ、
「100%搬入できるとは言い切れませんが、幅は10cm 以上、奥行きも5cm以上余裕があるので大丈夫でしょう！」
とのことでした。
しかし・・・
家電量販店の搬入業者から断られた！
「やっと冷蔵庫が使える！」と心待ちにしていた搬入日、家電量販店の搬入業者の方がやってきました。
「まず搬入経路を確認しますね〜」と家の中を見ていただいたところ・・・
業者：「冷蔵庫は搬入できないですね。階段の寸法が狭いので、壁や床がキズつく可能性があります。」
私： 「えぇっ！！」
（ショックで頭が真っ白 → しかもメートルモジュールの階段に「狭い」とはどんだけ！と思いつつ → ここで諦めたら冷蔵庫のない生活がしばらく続いてしまつ、と様々なことが頭を駆け巡ったあげく）
私： 「壁や床にキズがついても良いので、なんとか運んでいただけませんか？」（新築の家にそんなことを許すなんて、なんと心の広いことでしょう・・・完全に焦っていました）
業者：「それが出来ないんですよ。傷ついて良いと言われても、実際に傷つくと家主から賠償を求められるケースがあるので、会社から禁止されています」
私： 「では、どのくらいの大きさの冷蔵庫なら搬入可能ですか？」
業者：「65cm x 60cmの冷蔵庫までですね」
私： 「・・！！（それって400L前半の冷蔵庫になるじゃねーかよ！嘘だろオイ！）」
業者：「私たちは壁や床を保護する専用機材を持ってないので、どうしても傷つけてしまう可能性が高いんですよ。専門の業者さんなら対応できるかもしれませんよ」
私： 「（うむむ、あなた達が専門の業者だと思っていましたが、そうじゃないんですね。。。今日の搬入は無理だな。しばらくご飯どうしよう・・・） そうですか、では他の業者を探してみます。」
という展開になりました。
ちなみに冷蔵庫より奥行きのあるドラム式洗濯機（幅633mm x 奥行722mm x 高さ1060mm）はその業者さんに2階まで搬入してもらえました。しかし、冷蔵庫は高さがあるので階段のコの字を曲がるときに壁に当たるかもしれないと断固拒否されました。
引越し業者なら搬入可能！
その後いろいろな業者に問い合わせたのですが、結論としては家電量販店での冷蔵庫購入をキャンセルして、引っ越しで有名なアート引越センターでまったく同じ冷蔵庫を購入して搬入してもらうことになりました。
それでわかったことは、家電量販店の搬入業者と引っ越し専門業者のレベルの差は歴然だということです！
（前者は400L前半の冷蔵庫しか搬入できないのに、後者なら540Lの冷蔵庫を搬入できるのですから）
理由として、引っ越し専門業者の方が難しい作業に慣れていることに加え、階段や壁を保護する専用ボードも持っていて、壁や床に当てたとしても傷つけない自信があることが最も大きい理由のようです。
私の場合、アート引越センターで引っ越した直後にこの問題が起きたので、アート引越センタ―に相談しました。「搬入だけのサービスは出来ません。弊社で買っていただかないと」と言われたので、事前に階段の下見をしてもらい、540Lの冷蔵庫を搬入できることを確認してもらったうえで、アートショッピングというところで冷蔵庫を購入しました。
引越し前に冷蔵庫を入れ替えておけば、わざわざアートショッピングで買わなくても普通の引っ越しとして2階に搬入してもらえたはずなので、これから引っ越しされる方はそのような方法も検討されると良いと思います。
他には、クロネコヤマトさんでも家具家電の搬入サービスがあるようです。（私は調べてないので、興味ある方はクロネコヤマトさんに直接確認してください）
結論
以下に今回の反省をまとめますと、
2階に搬入できる家具家電の大きさは業者のスキルや専用ボードを持ってるかどうかで異なる
大手引越し業者は技術力が高く、大きなものも搬入してくれる！家電量販店に無理と言われても、諦めずに引っ越し業者に相談してみること！
以上、ご参考にしていただければ幸いです。
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