見出し画像

【Angers】 アンジェ日帰り旅行の感想‼️

Bonjour! AYUMiです。

先日、週末にAngers(アンジェ)という街に観光しに行きました。今回は私なりにアンジェの魅力を綴ろうと思います。

まず、Angersは私の住むToursから見て西に位置します。今回は電車(TER)で行きましたが、片道1時間ちょっとで到着しました。

Google Map

Angersには、アンジェ城やサン・モーリス大聖堂、テラ・ボタニカ公園、レンヌ美術館などなど、複数の観光施設がありますが美術館・博物館が多い印象でした。

今回、私はアンジェ城、サン・モーリス大聖堂、アンジェ美術館、ギャラリー・ダヴィット・ダンジェ、アダムの家、メゾン・デ・ヴァンに訪れました!

朝9:00のアンジェの街
駅前の銅像


1.サン・モーリス大聖堂 Cathédrale Saint-Maurice

まず最初に向かったのは、サン・モーリス大聖堂。毎日朝8:00から入れるので、9:00に着いた私達にとって嬉しい観光名所でした^^

この大聖堂は、聖モーリスに捧げられたローマ・カトリック教会であるとのこと。11世紀から16世紀にかけて建てられ、ロマネスク様式とゴシック様式の建築が混在し、華麗なバロック様式の祭壇と彫刻で知られています。

正面
遠くからだとこんな感じ
内観

私はこういった建物や歴史に関して知識がないので、大したことは言えませんが、とにかくダイナミックで素敵な空間でした!(こんなことしか言えなくて申し訳ないです)

2.アンジェ城 Château d’Angers

次に訪れたのは、アンジェ城。こちらは朝10時から入れました。

外からみたアンジェ城

このお城は外から見ると細長い筒状の外壁に囲まれています。小さい窓(穴)が沢山見えますが、これは内側から敵を攻撃するためのものらしいです。

入口はこんな感じ。

入口

入場料は1人9.50€。また、18歳以下・もしくは25歳以下のEU圏在住の方は無料です。私は後者に該当するため、無料で入ることが出来ました^^ ちなみに日本語のパンフレットがあります!!

中に入るとお城と庭があります。お城はそんなに大きくはないという印象でした。というか外壁が立派すぎる。

お城
お城
1つ前の写真の建物の中


外壁の上にも登ることが出来ました!
上からの景色はこんな感じ。
アンジェの街を見渡せます。

一通り歩いてみた後、最後にフランス最古だというタペストリーを見に行きました。しかし、入口を見つけるのになかなか時間がかかりました(笑)タペストリーの入口はお城の奥にあるお土産屋さんやトイレの奥です。看板をよーく見ていればたどり着きますが、ちょっと分かりずらいのでお気をつけて!

入口には二重のドアがあり、中に入るととても大きく立派なタペストリーがずらーーっと続いています。手前から物語になっているらしく、ちゃんと調べてから行くと非常に面白いかと思います。私はほぼ調べずに見たので、話の流れはよく分かりませんでした😅しかし、1枚1枚、迫力のある絵をしていて、非常に感動しました。留学中にあと1回は来ようと思えるような場所でした!次はちゃんと調べてから来よう!(笑)

中に入るとこんな感じでずらーっと続いています

3.アダムの家 Maison d'Adam と メゾン・デ・ヴァン Maison des vins

アンジェ城のあとは、そのすぐ近くにあるメゾン・デ・ヴァンに行ってみました。メゾン・デ・ヴァンとはフランス語で書くとMaison des vins。「ワインの家」という意味です。つまりワイン屋さん。私はフランスに来て初めてワイン屋さんに入りましが、日本円で1000円以下のものも多くあってびっくり。本当に安い。

このお店にはアンジュ(Anjou)という種類のワインが並んでいました。アンジュとはロワール地方で造られるワインのAOC名の1つで、アンジェもその地域に該当します。アンジュのワインで1番有名なのは赤でも白でもなくロゼ。優しい香りと甘さが特徴だとか。

私も試しに1本、購入してみました。
購入したのはBALADELLEというアンジュのロゼ。アルコール度数も9%と低め。気になるお値段は約7€(1000円ほど)と非常にお財布に優しい。


味も優しく、非常に飲みやすく感動しました!(ワインについてオシャレな感想はまだ言えません。申し訳ないです😅)ワインは赤が好きなのですが、ロゼを好きになっちゃいそうなほどの美味しさ。ロワール地方に行った際には是非アンジュのロゼワインを飲んでみて頂きたいです!


メゾン・デ・ヴァンのあとは、アダムの家(Maison d'Adam)というお店に行ってみました。このお店はサン・モーリス大聖堂のすぐ近くにあり、外観が非常に可愛い。はずでしたが、私が行った時には工事で周りは覆われていました。残念(´・ω・`)
なので、今回は写真ナシです。ごめんなさい!(下にWikipediaのリンクを貼ったので、気になる方はぜひ)

この建物は木骨造りで1491年に建てられたんだとか。Wikipediaには中世の建築の証しであると書いてありました。

お店は雑貨屋さんで、中に入ると素敵な雑貨がビッシリ。彫刻や陶芸、装飾品なども並んでいて、見ているだけでも楽しい。店員さんも素敵な方々で、とてもいい空間でした。

4. ギャラリー・ダヴィッド・ダンジェ Galerie David d’Angers

昼食の後、向かったのはギャラリー・ダヴィッド・ダンジェ(Galerie David d’Angers)という美術館。David d’Angers(本名Pierre-Jean David)という彫刻家の作品が並ぶ場所です。

アンジェ城と同じく、私はフランスに住む21歳なので無料で入ることが出来ました。一般の方は1人4€かかるらしいです。

中に入るとすぐに高い天井と白い壁、多くの彫刻作品が並んでいます。

入口
正面にある彫刻:Marquis de Bonchamps
内観
2階からみた内観

特に個人的に目を惹かれたのは、2階にあるBaraという作品。1838年の作品で青年が « Vive la République! »(「フランス万歳!」)と叫びながら亡くなった場面だそう。その際、身ぐるみを剥がされた証拠として片足だけ靴下を履いていたり、太ももの位置に布があったりしています。あとの詳細は忘れてしまいました😓

Barra

5. アンジェ美術館 Musée des Beaux-Arts d'Angers

最後に訪れたのはアンジェ美術館(Musée des Beaux-Arts d'Angers)
一般の方は入場料として6€かかります。(ここも私は無料でした)
この美術館は広く、色々な年代、種類の作品が並んでいます。各ブースには遊び心あふれる素敵なミニゲーム(パズル、アキネーターの要素を含むゲーム、パズルなど)もあるのでより一層楽しめます。

内観1
中庭(?)にあったオブジェ(ニキ・ド・サン・ファル作)
:日本の多摩センター駅にも同じものがあってびっくり
内観2
入り口前

現代アートも多数あり、面白い!

この美術館を出た時間は16時頃。その後は帰りの電車の時間までクレープを食べて過ごしました。

こんな感じで今回は日帰りでアンジェの街を観光しました。
アンジェには他にも多数の観光地があります。また、街は綺麗で治安もトゥールと似て悪くなさそう。土曜日の昼間は中心街のレストランに多くの人が集まり、とても賑やかでした。みんなテラスで優雅にお酒飲んでる。

アンジェ付近に留学している方やパリ以外の街に行ってみたい方、一度アンジェを訪れてみてはどうでしょうか^^

きちんと魅力を伝えられているか不安ですが、どなたかのアンジェへの興味のきっかけになっていたら非常に嬉しいです。

今回はこれでおしまい!
A bientôt!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?