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漏水事故が発生しました

ついに当マンションで漏水事故 一件目が発生しました。今週の火曜日ある 住戸の方から「お風呂のユニットバスの天井から水が漏れてくる」という  連絡がありました。実際に部屋に行って見せていただきましたが、ユニットバスの天井に中を見る丸い窓があってその蓋を開けると、上の階のコンクリート躯体から3秒に一滴ぐらいの間隔で水が漏れ落ちていました。この上の階にもユニットバスがありますので、そのユニットバスから漏水しているのだろうと想像しました。そこで管理会社に連絡し、至急業者さんに調査を  依頼していただきました。残念ながら先方の都合もあり、立ち合いは2日後の午前中ということになりました。

調査の日は私も立ち会って調査会社がどんなことやるか見てみました。      業者さんがやった事は、まず給水管と給湯管それぞれに特殊な機器を使用して圧力を加えてその圧力が下がらないかどうかを確認しました。漏れが発生しなければ加えた圧力には変化がなく、漏水が発生していれば圧力が下がるという原理です。調査の結果、圧力は下がらず「給水管や給湯管ではないのではないか」とその業者さんが言っていました。

ただ使用している圧力測定器を見る限り、いわゆる非常に古いタイプのアナログの丸型の圧力メーターで精度が悪そうでした。このため給湯管のようなピンホールから流れ出すような微量な漏水を発見するのは無理ではないかと感じました。

次にその業者さんは洗濯機の下のプレートを外しその下の床を少し開口し、そこにファイバースコープを挿入して床下配管を調べ出しました。そして  風呂場の洗い場の下にある給湯管から漏れている事を発見しました。その日は修理業者さんにも連絡し、直ぐに修理することができ漏水もおさまりました。今回は調査会社さん、管理会社、所有者の皆さん、修理業者さんの      ご協力により非常にスピーディーに問題を解決することができました。

一番感じたのはなんといってもこの漏水が起きた時に迅速に原因を調べることが大切だという事です。もしこれが一週間も二週間遅れてしまいますと、実際に漏れている部屋のお風呂場の天井を交換するようなことになったと  思います。今回は微量な漏水のため乾かせば済むことになり、被害にあった所有者の部屋での修理費用は発生しませんでした。また解決が長引きますと漏水している部屋の所有者様の不満も爆発します。今回の漏水事故を通して私自身大変勉強になりました。

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