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マンションの給水コストを下げる方法(1/4)

皆さんのマンションの各住戸に供給されている給水システムの管理費用が 年間どのくらいかご存知でしょうか。私達のマンション(4階建て16戸)の場合ですが、以前は給水タンクがあり、そこに一旦水を貯め、そこからポンプを使用して各住戸に供給していました。この方式を28年間続けてきましたが、29年目に直圧直結給水方式という貯水槽やポンプを使わずに、水道本管から直接各住戸に水を供給する方式に変更できる事がわかり、変更しました。
これまでの給水方式を維持するためにかかった28年間の総費用が639万円、そして直圧直結給水工事にかかった費用は248万円でした。なんとこれまでこの給水システムを維持するのにかかった費用の約4割の費用で変更できたのです。直圧直結給水方式は貯水槽の維持費やポンプの維持・交換費などのコストが全くありませんので究極のコストダウンです。もっと早く変更すべきだったと自分達の調査不足を大反省しているところです。今回の事例は 4階以下の低層マンションで給水タンクを使用しているマンションにとってお役に立てる情報かと思います。次回この内容についてもう少し詳しく説明させていただきます。

28年間の総費用 639万円 (428万円+211万円=639万円)
■点検、維持管理費用  428万円 (153,000円/年×28年間=428万円)
➀給水システム点検料(年6回 54,000円/年)
 この点検はポンプなどを中心に給水システムに異常が発生していないかを            2カ月に1回業者さんがこられて点検します。 
➁貯水槽清掃料(年1回63,000円/年)
 年に一回貯水槽を空にして清掃消毒するものです。
➂ポンプの電気代(毎月3,000円、36,000円/年)。
 各住戸に水を供給する為のポンプの電気料金です。
■ポンプの交換、及びその他の貯水槽の部品交換代 合計211万円(28年間分)

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