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もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする? 

ひすいこうたろうさんの「あした死ぬかもよ?」と言う本の一節に、
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする?」と言う「問いかけ」があります。この言葉の出所は、

スティーブジョブズがスタンフォード大学で語ったスピーチで、「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしてることをするだろうかと。違うと言う答えが何日も続くようなら、生き方を見直せと言うことです。」
と語った話です。

これを読んでから、私も今日が最後の日だとしたら、今日の予定はそのままでいいのか、そんなふうに思って毎日を過ごし始めました。

そうしたところ、結局自分が今やるべきだと計画した事を、粛々とやること以外、何も頭に浮かびませんでした。具体的には、毎日の仕事、ボランティア、旅行に行ったり、コンサートを聴きに行ったりと、自分が「やりたい、やるべき」だと思ったことです。

理由を考えてみましたが、それは自分の「ビジョン、ミッション」、「能力や強み」、「好きで楽しいこと」、「やりたいこと」、「望まれる貢献」とは何か等について、かれこれ2年ぐらい前から整理しているからではないかと思い至りました。

実は、2年前に樺沢紫苑先生の主催する樺沢塾入ったのですが、そこで「ビジョン発見ワーク」と呼ばれるワークがあり、そこでこういった内容について全員が言語化するトレーニンを積んできており、自分が書き出している内容に自分がしたいことが既にアウトプットされているからです。

本書の中でも次のような記載があります。

「人は最後の最後には、人のためになることをやりたい、って心の1番奥の思いが浮上するようです。志とは個人の願望を超えた、みんなの喜びにつながる使命(ミッション)を持つということです。使命とはその命を誰かのために使うことです。」

「人間だけが持ってる能力があります。食欲、性欲、睡眠欲、これは動物を持っています。では人間だけが持ってる本能とは?喜ばれると嬉しいだそうです。」

つまり、自分のビジョンやミッションやるべきことを常日ごろから整理しておけば、今日死ぬ事になっても、今日やることを淡々と進めることになるのではないかと感じます。そして、「今できることに最善を尽くす」ことしかないと言うことを感じています。

ひすいこうたろうさんは次のようにも述べています。「だから今日死ぬと思って1日を始めてみよう。今日死ぬと思ったら過去のことなんかどうでもよくなりますから。悩んでる時は今日が人生最後って声に出してみよう。未来の不安なんかばかばかしくなってくそくらえとなりますから(笑)」

全くその通りだと思いました。今、自分が抱えているいろんな悩みや問題がいかに小さいものなのか感じるようになります。大変素晴らしいアドバイスだと感じました。

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