見出し画像

マンションの給水コストを下げる方法 (4/4)

直圧直結給水に変更した後、どうだったかをご報告させていただきます。
➀管理費の削減
既にご説明させていただいたように5つの費用が全く無くなりました。
・給水システム点検料(年6回)
・貯水槽清掃料(年1回)
・ポンプの電気代
・給水タンクの修理費用
・給水ポンプの交換費用

➁空きスペース
給水タンクが無くなるとスペースが空きます。当マンションでは今のところ物置きの設置や、工事を行った際の資材の置き場として使用しています。先日玄関ドアの交換工事を行った際などにも機材置き場として使用しました。それぞれのマンションで有効な使いかたを考えていただければ良いかと思います。

➂水の味
水の味ほとんど変化を感じません。敢えて言えば、真夏にタンクに直射日光が長時間当たったりすると水が温くなってちょっと気分が悪いわけですが、そういったことは無くなりました。ただ美味しくなったかと言われるとほとんど変化はありません。当たり前ですが。

➃災害時の給水
災害時にこのタンクの中に水があると安心できるという考え方もあるかと思いますが、全戸で使用すると半日ぐらいしか持たないと聞いていますので、実質的にはあまりあてにならないのではないかと考えています。

➄契約電力の削減
エレベーターや給水ポンプの電力供給は低圧電力(200V)と呼ばれているものを使用しております。ポンプを使用しなくなるとこの分の基本料金を下げられる可能性が出ます。私達のマンションでは電子ブレーカーを付けることで契約電力を大きく見直すことができましたので、電子ブレーカーと合わせて検討されると良いと思われます。電子プレーカーについては、「電子ブレーカーは電気料金削減の味方」を参照願います。

なお、給水方式については水道局がホームページで詳細に説明していますので、そちらをお参照願います。
給水方式について(貯水槽水道方式と直結給水方式の違い) | くらしと水道 | 東京都水道局 (tokyo.lg.jp)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今後もあなたのお役に立てる記事を投稿していきますので、スキ・コメント・フォローなどを頂けますと感謝感激です。宜しくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?