何事もゲーム感覚で


人生はゲーム感覚でやると、上手くいく?とか自己啓発界隈ではよくいわれているらしい。
まぁどのように上手くいくのかだったり、どんなゲーム?RPG?シューティング?アクション?かが決まってない場合も多く、よくわからない。

大体の論者はドラクエなどRPGに例え、経験値稼ぎをコミュニケーションだったり、勉強だったりと現実生活に都合の良い事に当て嵌めているだけである。極端な話、RPGだろうが残虐ゲームだろうがエロゲだろうが、現実の選択肢はかわらない。

では私が考えるゲーム感覚というのは何なのかというとファミコン世代のシューティングゲームである。

私の考えるゲーム感覚の条件はというと
1.メタ思考の放棄
2.生存の強制
3.価値観の単一化と比較

1.メタ思考の放棄
(ゲーム内で)何の為に戦っているとか、何の為に(ゲーム感覚で)生きているのとか思考してはいけません。ドラクエであればそういうストーリーだからであり、全ての自己以外のものは与えられたものでしかなくディテールに過ぎません。1番近いのはシューティングゲームにおける、ステージ背景に近いでしょう。(他者の否定)

2.生存の強制
メタ思考を放棄している時点でゲーム(人生)を辞めるという選択肢は無いので、ひたすら続けることになります。いわゆる一周クリアしたらまた2周目が自動的に始まるゲーム。(ループ性)

3.価値観の単一化と比較
ただ、与えられた指示をひたすらこなすだけで目的や意味を考えないので、自然と価値観はこなせた数だけで物事の良し悪しを判断することになります。
(スコア判断)

ただし、設定によっては特定の指示をこなすとマイナス評価するルールを設ける事で、価値観を誘導できますが、ステージ設定と矛盾しないようにすべきでしょう。



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