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#49 誰でも読めるMTG英語 別デッキの attraction

今回のカード

今回のカードはこちら

《Complaints Clerk》

今回も「Unfinity」の新カードです
サブタイプの「Enployee(エンプロイー)」は「従業員」ですね

名前の「Complaint(コンプライアント)」は「苦情」
「clerk(クラーク)」は「事務員」なので
訳すなら「お客様窓口」とか「クレーム処理係」とかですかね
フレーバーテキストの「The longest lines in the park」
「園で最も長い行列」が良い味だしてます

このカードも新メカニズムを搭載してるので、さっそく効果を訳していきましょう


open an attraction

上の能力がこちら

When Complaints Clerk enters the battlefield, open an Attraction. (Put the top card of your Attraction deck onto the battlefield.)

「when」は誘発能力である事を示す「とき」で
主語のカード名は「これ」と訳せば
「When Complaints Clerk enters the battlefield」で
「これが戦場に出たとき」
一番シンプルなETB能力ですね

そして、そのETB能力で解決する効果が「open an Attraction
これは新しいキーワード処理ですね
そのまんま「アトラクションを開く」と訳していいでしょう

これだけじゃ意味がわからないので、続けて注釈文も訳します
「Put ~ onto the battlefield」で「~を戦場に置く」
「the top card」は「一番上のカード」
「of your Attraction deck」で「あなたのアトラクションデッキの」


……アトラクションデッキって何だ?


はい、予想以上に新要素の塊です
次の項目に続きます


junkyard と visit と result

取り敢えず前提として
アトラクションって言うのはサブタイプで、裏面が特殊なカードです
その裏面がこちら

アトラクションの裏面

「ASTROTORIUM」はこのセットの舞台になっているテーマパークの宇宙船ですね
まぁその辺はフレーバーなので、小さい字の説明文の上半分を訳していきます

Open an Attraction by putting the top card of this deck onto battlefield.
Destroyed attraction go to junkyard.

最初の一文はさっき訳した注釈文と大体同じですね
「Open an Attraction by putting the top card of this deck onto battlefield.」
「このデッキの一番上のカードを戦場に出す事によって、アトラクションを開く」
「このデッキ」と言ってる所からもわかる通り、アトラクションデッキとは
メインデッキとは別に用意する、アトラクションカードだけで組まれたデッキなんですね

「Destroyed attraction」は「破壊されたアトラクション」
junkyard」はアトラクション専用の新たな領域で「廃材置き場
「Destroyed attraction go to junkyard」で
「破壊されたアトラクションは廃材置き場に行く」となります

裏面が違うカードなので墓地や手札なんかには行かず、ここに置かれる様です
遊ぶ時はメインデッキとは別のスリーブにした方が良さそうですね


Roll a six-sided die as your main phase begins.
Visit each Attraction with the result lit up!

「Roll a six-sided die」は#46でやった「六面ダイスを1つ振る」
「as your main phase begins」なので「あなたのメインフェイズが始まるに際し」
この文では言及されていませんが、この「メインフェイズ」とは第1メインフェイズの事です

動詞「visit」の意味は「訪れる」ですが、これもキーワード処理だと思われます
公式記事では「観覧」とされていたので、そう訳しましょう
「each Attraction」なので「各アトラクション」
result(リザルト)」の意味は「結果
「the result」なので「その結果」。これは振ったサイコロの「出目」の事ですね
「lit(リット)」は「light(ライト)」の過去形、過去分詞
なので「lit up」はそのまま「ライトアップされた」となります

まとめると
「Visit each Attraction with the result lit up!」で
「ライトアップされた出目の各アトラクションを観覧しましょう!」となります

ただ、まぁ実際にアトラクションカードを見ないとイメージし辛いですよね
と、言う訳でこちら

《Fortune Teller》

名前の「Fortune Teller(フォーチュンテラー)」の意味は「占い師」

ライトアップされた数字は右側の 2, 3, 6 の3種類
アトラクションには同じカードでも幾つかのバージョンがあって
違いはこのライトアップされた数字とフレーバーテキスト
それと、どんぐりシンボル(構築では使えない、いわゆる銀枠)の一部のカードは効果も微妙に違ったりします

このカードの効果の「Scry 1」は#27でやった「占術1」
カード名そのまんまで、わかりやすいすね


minimum と constructed

では、アトラクションの裏面の下の方を訳していきます
「BUILDING AN ATTRUCTION DECK」と書かれている通り
「アトラクションデッキの組み方」のルール説明です

IN LIMITED
・Use any you draft or open of Shield Deck
Minimum of 3

「IN LIMITED」はそのまま「リミテッドでは」
「any」は「なんでも」で「draft」は「ドラフトした」
「open in Shield Deck」は「シールドデッキで開封した」
なので
「あなたがドラフトしたかシールドで開封した奴は何でも使える」

Minimum」の意味は「下限
#36でやった「maximum」の対義語ですね
なので
「Minimum of 3」は「最低3枚」となります


IN CONSTRUCTED
・No more than one with the same name
・Minimum of 10

動詞「construct(コンストラクト)」の意味は「構築する
なので「IN CONSTRUCTED」は「構築では」ですね

「more than one」は#14でやった「1より大きい」
それが「no」なので「最大1」
「same name」は「同じ名前」
つまり
「No more than one with the same name」は
「同じ名前のカードは1枚まで」

「最低10枚」と


Clown

はい、やっと今回のカードの下の能力を訳せる所まで来ました

Whenever you roll a 1, create a 1/1 white Clown Robot artifact creature token.

「Whenever」は誘発効果であることを示す「たび」
「you roll a 1」なので「あなたが1の出目を出す」

「create」は#15でやったトークン「生成」

サブタイプの「Clown(クラウン)」の意味は「ピエロ
なので、まとめると
「Whenever you roll a 1, create a 1/1 white Clown Robot artifact creature token.」

「あなたが1の出目を出すたび、1体の1/1白のピエロ・ロボット・アーティファクト・トークンを生成する」となります

アトラクションでは1は必ずハズレで観覧できないので
ハズレて文句を言いに来たお客さんにお詫びの品を渡してる様なイメージですかね


おまけのhomework と prize

今回のおまけ問題はこちら

《Pick-a-Beeble》

訳すなら「ビーブル掴み」ですかね
「ビーブル」はこのピンクの小さい謎の生き物でジョークセットでは常連のクリーチャータイプらしいです
金魚すくいのような感じのアトラクションなんでしょうか

効果の中に新たなキーワード処理「claim the prize」が見えますね
「claim(クレーム)」は「請求する」
「prize(プライズ)」は「賞品」なので
「景品をゲット!」って感じですかね

さぁ、ではこのカードの残りを訳してみて下さい

ヒントとしては
「equal」は#17で「Tresure」は#31でやりました

正確な答えがまだ無いので、私が訳したものを下に載せておきます
出来る範囲で訳したら、答え合わせしてみて下さい

それでは、また次回


観覧 --- 六面ダイスを1つ振る。これの上に出目に等しい数の運勢カウンターを置き、宝物トークンを1つ生成する。その後、これの上に6つ以上の運勢カウンターがあるなら、景品を貰う。
 
景品 --- 宝物トークンを2つ生成し、その後、これを生け贄に捧げてアトラクションを開く






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