#18 誰でも読めるMTG英語 その for 、 each につき
復習
今回のカードはこちら
前半は今までやった表現だけなので、サクサク訳してきましょう
「Vigilance」は#16でやりました「警戒」ですね
続いて
「Whenever」は誘発効果であることを示す「~たび」
次に主語であるこのカードの名前がきて、「enters the battlefield」で「戦場に出る」
つまり#1でやったETB能力ですね
まぁ「or attacks」もあるので「攻撃する」ことでも誘発するようですが
そして、誘発して実際に解決される動作が
「exile a card from a graveyard」
「exile」が「追放する」で「graveyard」が「墓地」なので
「墓地からカードを1枚追放する」
誰の墓地でもよく、カードを対象に取らないのが解ってれば、OKですね
さて、今回大事なのは、この後の効果です
for each
最後の能力がこちら
「1」のところは正確には「色指定のない1マナ」です
「Spells you cast」で「あなたが唱える呪文は」
それが「cost 1 less to cast」で「唱えるためのコストが1マナ少なくなる」
と、ここまでは#13でやった内容です
重要なのは、このあとの「for each 〇〇」
これの意味は「各 〇〇 につき」
今回の場合は「for each 〇〇」の「○○」の数ぶん
「唱えるためのコストが1マナ少なくる」
ようするに、最初に示された数字と各〇〇との、かけ算です
share
実際に「各」何なのか見ていきましょう
「card type」はそのまま「creature」とか「artifact」とかのあれですね
続く「they」が示してるのは、この文の主語の「Spells you cast」
「share」は読み方が「シェア」だと解れば「共有する」
MTGのカード的に考えると「共通して持つ」が適切ですかね
何と「共通して持つ」かと言えば「cards exiled with Cemetery Prowler」
「cards exiled」は「追放されたカード」なので
それに続く「with Cemetery Prowler」は「このクリーチャーによって」ですかね
まとめると
「あなたが唱える呪文は」「このクリーチャーによって」
「追放されたカードと」「共通して持つ」「各」「カードタイプ」
「につき」「唱えるためのコストが1マナ少なくなる」
となります
実際の日本語カードと比べてみましょう
ルール上の解釈としては問題なさそうです
自分がカードの正しいルールを理解できさえすれば
細かい言い回しなんて、どうでもいいんです
おまけのhomework
まだ訳したいあなたへのカードはこちら
かけ算なので、当然このカードの様に基準値が2のパターンもあります
ヒントとしては
「other(アザー)」は「他の」です
「Aura」の基本的な事に関しては#9を参照してください
それでは、また次回
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