見出し画像

#59 誰でも読めるMTG英語 do so は簡単そう

今回のカード

今回のカードはこちら

《ゴルガリのおとり》

「Return to Ravnica(ラヴニカへの回帰)」収録のカードです
パイオニアで使える一番古いセットですね
カード名の「Golgari」がラヴニカ次元の緑と黒のギルドで
「decoy(デコイ)」が「おとり」の意味です

短い文とキーワード能力が1つだけなので、今日は簡単に訳せそうですね


do so

では、上の効果を訳します

All creatures able to block Golgari Decoy do so.

「All creatures able to block Golgari Decoy」までが主語です
長いですね

「All creatures」は「全てのクリーチャー」
「able(エイブル)」の意味は「可能」なので
「able to block Golgari Decoy」で「これをブロックできる」になり
「All creatures able to block Golgari Decoy」で
「これをブロックできる全てのクリーチャー」となります

do so」の意味は「そうする
「so」が「そう」に当たるので、めちゃくちゃ覚えやすいですね

まとめると
「All creatures able to block Golgari Decoy do so」は
「これをブロックできる全てのクリーチャーはそうする」
となります

今回の「do so」が示してるのが「block Golgari Decoy」なのは、
日本語訳を並べてみたら、なんとなくわかりますね
もし、わからない様な場合でも直近の動詞と目的語をそのまま持ってくれば多分それであってます


scavenge

では、キーワード能力も訳しましょう

Scavenge(3)(G)(G) ((3)(G)(G), Exile this card from your graveyard: Put a number of +1/+1 counters equal to this card's power on target creature. Scavenge only as a sorcery.)

まず「:」があるので起動型効果ですね
起動コストは#37でやったWUBRG表記で「(3)(G)(G)」と
「Exile this card from your graveyard」
動詞「exile(エグザイル)」は「追放する」なので
「あなたの墓地からこのカードを追放する」ですね

そして解決される効果が
「Put a number of +1/+1 counters equal to this card's power on target creature.」

「Put a number of +1/+1 counters」なので「ある数の+1/+1カウンターを置く」
その後が#17でやった「equal(イコール)」なので
「ある数」とは「this card's power」つまり「このカードのパワー」
今回の《ゴルガリのおとり》の場合は「2」ですね
最後に「on target creature」とあるので、置くのは「対象のクリーチャーの上に」

最後に「Scavenge only as a sorcery.」とあるので
#20でやった通り、「Scavenge はソーサリータイミングでのみ起動できる」
です


このキーワード能力「Scavenge(スカベンジ)」の日本語訳は「活用
英単語としての「Scavenge」は「ゴミ箱を漁る」とかなので、珍しく直訳じゃないです
二字熟語にすると「活用」と言えなくもないのかなぁ
#53でやった「蘇生」といい、墓地利用系のキーワード能力は微妙にニュアンスが違う単語が多いですね


おまけのhomework と ferocious

今回のおまけ問題はこちら

《挑発の咆哮》

12月2日に発売した「Jumpstart 2022」の収録カードです
カード名の「roar(ロア)」が「轟音」や「咆哮」
「challenge(チャレンジ)」が「挑戦」以外に「挑発」の意味もあります

能力語「Ferocious(フェロウシャス)」の日本語訳は「獰猛
概ね「you control a creature with power 4 or greater」かどうかを参照する能力です

では、このカードの効果を出来る所まで訳してみてください
ヒントになりそうなのは、下記の回ですかね

訳せたら各自wiki↓等を参照して答え合わせしてください

それでは、また次回


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?