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#9 誰でも読めるMTG英語 enchant とは動詞である

Aura と enchant

今回のカードはこちら

《ナヒリの束縛》

今回は能力を見る前に、サブタイプを見てみましょう

Aura

パーマネントタイプも見ると、何となく予想できますね
そうです「オーラ」です

「秋」の「autumn(オータム)」と同じ発音の単語ですね
まぁローマ字読みでも辿り着けそうですし、そこは良いですね

すると、1つ目の能力も自然に解ります

Enchant creature or planeswalker

日本語カード風にするなら
「エンチャント(クリーチャーかプレインズウォーカー)」ですかね
何故英語だと()が付かないかと言えば、答えは1つ

Enchant」が「魔法をかける」という意味の動詞だからですね
まぁMTG的には「エンチャントする」で大丈夫です

「draw a card」と何ら変わりなく、動詞の後に目的語を置いてるだけ
「カード1枚を、引く」と
「クリーチャーかプレインズウォーカーに、エンチャントする」
文の作りは、いたってシンプルなんです

すると、パーマネントタイプの「Enchantment」も簡単
動詞の「Enchant」に「ment」を付けて名詞化したんですね
まぁなんか「ment」って付いてたら名詞なんだなって、ぼんやり解ってれば大丈夫ですし
なんなら、ここは別に覚えなくても支障ないかもしれません


activated ability

じゃあ、このオーラが実際に何をするかと言えば

Enchanted permanent can't attack or block, and its activated abilities can't be activated.

「Enchanted」は過去分詞なので「エンチャントされたパーマネント」
「can't attack or block」は、そのまま「攻撃やブロック出来ない」

「and」の後と、動詞「can't be」の間に単語があるので、それが新しい主語でしょう
「its activated abilities」の「its」が指してるのは「Enchanted permanent」の事でしょうから
「エンチャントされたパーマネントの activated abilities」
「ability」は「能力」なので「activate される能力」
そして、その「activate(アクティベート)」の意味は「作動させる」
MTG的には「起動させる」ですかね
つまりは「activated abilities」で「起動される能力」
要は「起動型能力」です

それが「can't be activated」
直訳で「起動されることは出来ない」
まぁ「起動できない」で良いでしょう

「activated」が2回でてくるのでややこしいですが
activated abilities」が「起動型能力」という
纏まった語句だと認識できれば、単純な文章ですね


おまけのhomework

今回はこちら

《覚醒した知覚》

「as long as」は前回やりましたね

「when」の表現は初回ですね

あとのヒントとしては
「X」は右上のマナコスト
「base」の意味は「基本」で
「toughness」は「タフネス」と読みます
それに「is」が「である」という意味の動詞である事

ここまで解れば、訳したパーツを組み立てるだけ
それでは、また次回

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