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誰でも読めるMTG英語

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誰でも読めるMTG英語シリーズを纏めたもの
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#magic_the_gathering

#92 誰でも読めるMTG英語 No と more than の共通点

今回のカード今回のカードはこちら 『Doctor Who Commander』収録のカードです ユニバースビヨンドのセットですが、生憎ドクター・フーについては全く知識が無いので、今回は英語表現に限った話をしていきます それでは、訳していきましょう No と more than の共通点 「Trample」はそのままで、問題は次の能力 「No」は#76でやった「ではない」 「more than」は#14でやった「より大きい」 なので 「more than one

#91 誰でも読めるMTG英語 大文字じゃない outlaw

Lizard と Rogue 今回のカードはこちら 『Outlaws of Thunder Junction(サンダー・ジャンクションの無法者)』収録のカードです サブタイプ「Lizard(リザード)」は「トカゲ」 カタカナ読みはモンスターが出てくる作品で時々見かけますね 「Rogue(ローグ)」の日本語訳は「ならず者」 紙で遊んでる人なら「ローグデッキ」と言う単語は聞いた事があるかもしれません ただこれは「地雷(マイナー)デッキ」と言う意味で「ならず者の部族デッキ」の事

#90 誰でも読めるMTG英語 その Case を solve して

Case今回のカードはこちら 『Murders at Karlov Manor(カルロフ邸殺人事件)』収録のカードです サブタイプ「Case」は「事件」 カードの縦半分で3つに区切られた表記は、#31でやった「Saga」にも似てますね その辺りの読み方も含めて、訳しながら見ていきましょう suspect まずは一番上の効果 これは特殊な表記も無いので、普通の「When」から始まる誘発型能力ですね 「this Case」はそのまま「この事件」なので 「When th

#89 誰でも読めるMTG英語 descend は2つある

今回のカード今回はこちら 『The Lost Caverns of Ixalan(イクサラン:失われし洞窟)』収録のカードです トランプルの下に長めの能力が二つありますね てすが今までやってきた表現が中心なので、文章的な復習に新しい単語が少しって感じなので安心してください それでは早速訳していきましょう Fungi と Saprolings まずは上の能力 「The Mycotyrant's power and toughness」なので「これのパワーとタフネス」

#88 誰でも読めるMTG英語 Adventure の後で

今回のカード今回のカードはこちら 前回同様『Wilds of Eldraine (エルドレインの森)』収録のカードです カードの中にカードを抱える、#80でやった分割カードに近い形ですね まぁ今のマジックをやってて、この形のカードを知らない人なんて居ない気はしますが、知らない体で進めて行きましょう Adventure と later まずは左下の呪文《Storm Reading》の内容から 「then」は「その後」 動詞「discard」は#6でやった「捨てる」

#87 誰でも読めるMTG英語 bargain でお得に

お知らせ友人のフラン君に誘われて、ラジオ企画を始めました MTG好きの方なら楽しめる内容となっていますので、是非ご覧ください 次回もきっとあるのでチャンネル登録してお待ち頂けると幸いです 今回のカード と Warlock今回のカードはこちら  『Wilds of Eldraine (エルドレインの森)』収録のカードです 名前の「diminish」が「減らす」や「小さくする」を意味します サブタイプの「Warlock (ウォーロック)」は「闇の魔術師」の様な意味の単語

#86 誰でも読めるMTG英語 Scion は末裔を represent する

Devoid今回のカードはこちら 「Oath of the Gatewatch(ゲートウォッチの誓い)」収録のカードです 名前の「birth」が動詞だと「生む」方を指し、「hulk」が「巨大なもの」を意味します いつも通り訳していくんですが、最初のキーワード能力だけ短いのでここで済ませますか 注釈文の「has no color」は#76でやった様に否定文の形に訳せるので 「This card has no color」は「このカードは色を持たない」 英単語「devoi

#85 誰でも読めるMTG英語 皆の vote で決めるもの

Will of the council今回のカードはこちら 「The Lord of the Rings: Tales of Middle Earth Commander(指輪物語:中つ国の伝承 統率者)」収録のカードです 能力語で一纏まりの長い効果が一つだけのカードです 「will」は「意志」を意味し、「council(カウンシル)」は「会議」や「評議会」を意味します なので「Will of the council」とは「会議の意志」つまり「議決」ですね この能力語は

#84 誰でも読めるMTG英語 その difference を数えて

今回のカード今回のカードはこちら 6/23発売の「The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth(指輪物語:中つ国の伝承)」収録のカードです カード名の「fateful」が「運命的」の様な意味です 名前の通り指輪物語の始まりの重要なシーンを切り取ったカードですね 伝説のインスタントは一応初登場のタイプですね パーマネントでは無いので、当然レジェンドルールとは関係ありません ならどんなルールかと言うのは注釈文に書いてあるので それも

#83 誰でも読めるMTG英語 「熊」じゃない bear

今回のカード今回はこちら 6/23発売の「The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth(指輪物語:中つ国の伝承)」収録のカードです コラボセット特有の変わったキーワード処理を有したカードですね 割と複雑な効果なので、今回はその詳細を中心に訳していきます the Ring tempts you と Ring-bearerまずは、カード自体の効果を訳します 上の効果から 「at」は誘発型能力の「時」ですね 「At the beg

#82 誰でも読めるMTG英語 module を組み替えて

今回のカード今回のカードはこちら 「Modern Horizons 2」収録のカードです 名前の「arc」が「放電」の一種で「bound」が「縛る」の様な意味もあるので、電気によって纏まっているから「電結」だと思われます 今回は新しいキーワード能力が2つだけ ですが、目的は英語カードを読める様になることなので 復習に当たる部分もしっかりと確認しながら訳していきましょう Modularまずは上のキーワード能力 括弧内の注釈文のから訳していきます 主語は「This cre

#81 誰でも読めるMTG英語 強いカードは hide して

今回のカード今回のカードはこちら 「Streets of New Capenna(ニューカペナの街角)」収録のカードです 期間が延びたので、スタンダードでもう1年使える様になったセットの1つですね カード名の「wide」が「広い」、「spread(スプレッド)」が「広げる」で、それが合わさった「widespread」は「広く普及した」という形容詞になり 「thieving」が名詞で「窃盗」を意味します スタンダードのローテーションが1年延びたので、このカードももう1年使え

#80 誰でも読めるMTG英語 分割カードの aftermath

今回のカード「Dragon's Maze(ドラゴンの迷路)」収録のカードです カード名の「arm」は名詞だと「腕」ですが、動詞だと「武装する」を意味します 横向きカードの代表格、分割カードですね 大雑把に説明すると、左と右のどちらの呪文として唱えてもいいカードです 分割カードの名前は2つで言葉遊び的な側面があり このカードだと、2つを「and」で繋げると「armed and dangerous」となり 「武器を携帯していて危険」という警告の定型文になります 単純に呪文が2

#79 誰でも読めるMTG英語 キーワード能力の jump-start

今回のカード今回のカードはこちら 5/12発売の新セット「March of the Machine: The Aftermath(機械兵団の進軍:決戦の後に)」収録のカードです 名前の「supreme(スプリーム)」が「最高な」とか「絶大な」とかを意味します 新能力などは無い小規模セットですが、当記事では扱ったことが無い能力を持つものもあります では、そんなカードの能力を訳していきましょう monocoloredまずは、1行目 「Flying」は言うまでもなく「飛行」