Dfをぶら下げながら小倉お写歩
ご無沙汰しております。"なごみじぞう"です。
みなさまお元気でしょうか。
わたしは元気に日々の暮らしを送っております。
小倉都心部をぶらぶらと散歩してみました。といってもチャチャタウンから小倉城の間ですけど。小倉は北九州市のひとつの区でが、1963年に、門司市、小倉市、若松市、八幡市、戸畑市の対等合併の結果誕生した政令都市となります。
小学校の頃、九州で一番人口の多い都市と習いましたが、今は福岡市に次ぐ人口二番目の都市とのことで、逆転となったのは1979年とのことでから、私が中坊の頃の出来事になります。大戦のおりに原爆の投下を免れた都市ということでも知られていますね。
そんな北九州市は小倉の中心部で散歩写真を撮影してみました。
タイトル画像は芝川にかかる鴎外橋です(水鳥の橋ともいうそうです)。
鴎外とは森鴎外のことですね。
森鴎外は小倉の陸軍第12師団軍医部長にとして1899年6月19日から1902年3月26日まで小倉で過ごしています。小倉で過ごしているうちに人格が丸くなったと言われているので小倉は住みやすいところなのでしょう。
森鴎外の旧居があります。意外と訪れる人は少なく、お邪魔している間は私以外に訪れてくる方はいませんでした。おかげでのびのびと手足を伸ばして滞在することができました。
旧居の床間には天馬行空(てんばこうくう)の掛け軸が飾られています。
天馬が大空を勢いよく駆け回るように、思想や行動などは自由なものである。
という意味合いですが(多分あっていると思う)、この掛け軸が当時のものかどうかは置いておいて、いい言葉ですね。
くもりガラスを真ん中にあしらった障子、外の光が柔く入ってきます。雨戸、縁側、障子という組み合わせは日本家屋の基本パターンですがこうしてガラスがあしらわれていると明かりも入りやすいんでしょうね。
室内の障子にあった曇りガラス、ぼかし山水と言いますがなかなか味があります。
同じ山水画のガラスがたくさんあしらわれていました。
襖と障子、木戸で仕切られた家は往時の佇まいを色濃く残しています。
光と影を楽しむ、この日はコントラストが強い日ではありませんでしたが全体的に暗い日だったので影の部分は限りなく暗くなっています。
こうしたあしらいが、懐かしいです。
チャチャタウンまで歩いてみました。観覧車は雪国では見ない施設なので、見ていて心が躍ります。到津の森公園にもありましたし、唐戸にもありますね。
夕暮れの空と観覧車、ガッツリとライトアップされていない観覧車は、この時間になるとノスタルジック具合が増しますね。
チャチャタウンからは、新幹線が見えます。この日は月が大きく見えていたので新幹線と月を組み合わせてみました。ちょうど小倉駅に入線する直前なので、スピードダウンをしており。爆速のシャッタースピードでなくともなんとかファインダー内に止めることができました。それにしてもこの日の月は綺麗でした。
夕暮れ時の鴎外橋です。ちょうどイルミネーションが始まっており、夕暮れの空とのコントラストが綺麗です。あまり浮かび上がってきませんでしたがビルの窓に小倉城の天守閣が写っています。
イルミネーションが点灯した鴎外橋の遠景です。カラフルな彩りの「KOKURA」の文字が印象的です。
鴎外橋のイルミネーション越しに、mont-bellを撮影してみました。イルミネーションのLEDをボケに利用しました。最新のZレンズなどではこんな丸ぼけにはなりませんね。マニュアルの型落ちレンズですが、このボケ味が好きです。いかにもレンズを通している風景という感じです。こうした味が出てくるし、価格が安いのでAi-Sレンズは手放せません。
小倉城天守閣のライトアップです。日中は攻めあぐねていたのですが、ライトアップされてスッキリとした光の中の天守閣を撮影できました。50mmのAi-Sですがクッキリと撮影できました。
小倉駅の南口です。新幹線、在来線、モノレールが発着します。新幹線は九州の玄関口になりますね。立体的に配置された各ホームはなかなか格好が良いです。
今回は小倉をぶらついてみました。
お付き合いいただきありがとうございます。