落とし物は帰って来なくても
今日、幅の狭い歩道の左側を歩いていて、右側に寄ろうと思い、後ろに人が居ないか確認のため顔を向けたら、その瞬間、自転車が猛スピードで私を追い越して行きました。
ぶつからないで良かったと、心臓がドキドキしました。
自転車に乗っていたのは中学生くらいの男の子でした。
この先に大きな公園があるので、遊びに行っていたのでしょう。
私は公園の中を通って、新しく出来たスーパーに向かいます。
公園には中学生くらいの男の子数人が集まっていました。
さっきの自転車の子も居て、私と目が合いました。
私は落とし物を届ける事が多いのに、自分のは帰って来ない、と愚痴を言っています。
自転車が私とぶつからずに通り過ぎた時、「落とし物のお礼」と言う言葉が浮かびました。
もしかすると今迄も、こんな形で無形のお礼を受け取っていたのでしょうか。
自転車の少年もあの時、過去の自分の行ないから、無形のお礼を受け取っていたのかもしれません。
確認の仕様が無い話しです。
こんな事を考えるのは、満開の桜が美し過ぎたからでしょうか。
私の頭は別世界に行っていたのかもしれません。
ありがとうございました。
また明日。
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