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38秒の動画で考え直したこと

見る人によっては、ショッキングな映像かと思います。
閉所恐怖症のかたは見ないでください。


撮影されたご本人もおっしゃってますが、
メディア関連のお仕事もされているらしく、

「目の前に起きていることを記録する」
本能のようなもので撮影したみたいですね。
撮ったことも覚えてないと。


このたびの能登半島地震では、家屋倒壊により亡くなった方が多く、
揺れの特徴が、木造家屋に最もダメージのある揺れ方だったと、
いう記事も見かけました。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

この動画を撮影されたかたは、
電波が通じた時にスマホで連絡をとることができて、
無事に救助されました。

山の遭難時に笛を持っていると良い
とは昔からよく言われることですけど、

体力的に大声が出せなくても、
笛ならわりと大きな音を出しやすいし、
遠くまで音が届きやすい、
という理由からだと思います。

同じように瓦礫の下敷きや、
今回のように家屋倒壊で閉じ込められて
しまったとき、

笛の音は捜索や救助をしてくれる方たちに、
居場所を知らせるには最適だと思います。


もちろん家の防災リュックにも入れてます。
が、この動画を見ると認識が甘かったと言わざるをえません。

このような身動きできない状態では、
防災リュックが手元になければなんにもなりませんね。

この方がスマホを肌身離さず持っていたのか、
咄嗟にスマホを手にしたのか、

それはわかりませんが、

スマホが手元にあったこと。
衝撃で壊れなかったこと。
充電が切れずにもったこと。
電波が入ったこと。
意識があったこと。
手が動かせたこと。

いろんな幸運が重ならないと、
連絡をとり救助されるに至らなかったかもしれません。


以前も一度書きましたが、

家にたどり着ければなんとかなる
なんて調子にのって書いてますが、わたし。

一瞬で下敷きになったら、家に居ようが、
どうにもなんないですね。

家でも肌身離さず持っているには、
持ち方が限られる…、ですよね。

こんなチタン製じゃなくてもいいし、
もっとお手頃価格のものもたくさんあるから、あくまでも形状の理想として。

首から下げる。
これしか思いつかないんだよなぁ。

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