教員の病休者について思うところを

今回は自分のクラスのルーチンを書こうと思っていたのですが、旬なニュース流れて来たので思うところを書いてみようかと思います。

検索窓に「教員」と入れると、「教員 病休 人数」と自動で出てきました。
結構気になっている人は多いのかと。


実際私も公立で働き出して3年目がもうすぐ終わろうとしていますが、教員の仕事は多岐に渡り、忙しいと思います。
中学校はこれに部活も加わるかと思うと、頭が下がります。
モンスターと言われる親とも対峙したりして来ましたが、確かにある種の憧れを持って教員になられた方には「こんなはずじゃなかった。」となるのも頷けます。

が、働いていて思うのは、真っ当な教員の方は真面目”すぎる”人が多いのも事実で、それが元で心を病んでしまわれる方も多いのではないかと思います。

「子どものため」を旗印に、いろんな仕事が舞い降りてきます。
その舞い降りて来たものを、全てなんとか形にしようとすれば当然時間もかかります。そして、その時間をかけてもうまくいかなかったとき(人間相手なので、うまくいくことの方が少ない!?気がしますが・・・)に感じる徒労感、そんなものが積み重なっていくと、心も悲鳴を上げてくるのではないでしょうか・

では、いい加減な私はどうしているかというと、降ってくる仕事は基本なぁなぁです。
まずは、自分のクラスが落ち着いていること、そして子どもたちが勉強する時間と空間を確保すること。
それができて、さらに手が空けばちょっとは関わっていこうかなくらいです。

そういう時以外は、書類で済むなら書類作りだけ。
できるだけ、労力をかけないように、定時を守れるようにしています。
それ以上の仕事は、申し訳ないですがテキトーです。

事実担任が来なくなったら、最も困るのは残された子どもたちです。
授業や、朝の会や、帰りの会が多少いい加減でも、まずは余裕がある心持ちで学校に来れていることが、子どもたちに一番必要な事ではないでしょうか。


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