どうも、助太刀でコンテンツとか作ってるおじさんの赤木です。オウンドメディアの「週刊助太刀」や求人広告媒体の「助太刀社員」などを担当しています。
前回、「建設DX企業で働くおじさんがChatGPTを使ってOpenAIに転職しようとしてみたらマジで模範解答が出てきた」という記事を書きましたが、今回もChatGPTを使った実験をしてみたいと思います。ちなみに前回の記事はこちら。
加藤清正という人物
みなさんは熊本城を作った人が誰かご存じでしょうか?正解は加藤清正という大名です。築城に秀でた人物で、彼が作った熊本城は西南戦争の近代兵器を駆使しても落城しなかったとか。
ちなみに僕は、中学の頃、「熊本城を作ったのは職人さんじゃん」とか思ってました。
ところで、築城って凄く人手がかかりそうですよね??もしかして、当時の大名も建設業の人手不足に悩んだりしたことがあるんじゃないでしょうか?
ん??ってことは、加藤清正に助太刀を売り込んだらめちゃくちゃ喜ばれるんじゃね??
あ、ちなみに「助太刀」とは、建設業の元請けと職人さんをマッチングさせるサービスです。さすがに加藤清正が存命の時代にスマホは使えないですが、仕組み自体を売り込むことはできるかもしれません。
さて、こんな時に役立つのがChatGPTです。まずは顧客理解の為に、加藤清正のペルソナを分析してみましょう。ChatGPTに投げた質問はこちら。
ちなみに「助太刀」という名前は使っていません。ChatGPTは助太刀のサービス概要を知らないため、命令におけるノイズになる可能性が高かったからです。それに対するChatGPTの返答がこちら
すげぇ、ちゃんとペルソナ分析してくれる。。
ちゃんと目的に沿った形で分析してくれますね。とてもありがたいです。
次はチャネル戦略です。僕が加藤清正の時代にタイムスリップしたと仮定した場合、どんな優れたサービスを持っていても加藤清正に接触しなければなりません。そこでChatGPTに質問してみます。
対するChatGPTの回答がこちら
めちゃくちゃ現実的な提案!
継続的なアプローチが必要って点も納得です。ChatGPT、新製品のマーケティング戦略策定も当たりまえにこなせるな。
とはいえ、時間がかかるのであれば当面の生活をなんとかしないといけません。衣食住をそろえないと。ということで、ChatGPTに質問してみました。
対するChatGPTの返答はこちら
なんか、ドラマの「仁」みたいな世界観になってきました。特に建設業の職人になるのは良さそうですね。そのまま周囲の人にマッチングサービスを宣伝できそうだし。
ChatGPTは更に具体的な提案を出してくれます。
よし、これで当面の生活と、今後のロードマップは見えてきました。きっと僕は不器用ながらも職人として汗を流し、周りの職人さんと関係性を作っているでしょう。合間にマッチングサービスを紹介したりして、「こいつ、技術はてんでダメだが、ただもんじゃないのか??」って思われたりしてそうです。
次は加藤清正の持っている潜在的なニーズと、それに対する訴求を考えていきます。こういった点もしっかり押さえて、ちょっとでも確度を上げていきたいですからね。
ChatGPTはすぐさま回答をくれます。
良い感じですね。助太刀のターゲットニーズと思いっきり重なってます。これはますます加藤清正に助太刀を使ってもらいたくなりました。
そんな日々をおくっていると、ある日、ひょんなことから加藤清正がお忍びで現場に来ていることを知りました。
ここで加藤清正に突撃すべきかどうか、ChatGPTに聞いてみます。
それに対するChatGPTの回答
いいですねー、無理な営業をかけず、あくまで自然に、顧客が自社製品を好きになってもらうように持っていってますね。
さて、そんなこんなで、ついにチャンスが到来します。
インパクトのあるプレゼン方法に対して、ChatGPTはどう答えるか
優秀だなぁ。個人的には「目の前で築城する」くらいのぶっ飛んだ回答も欲しかったところですが、現実味ないですよね。更にプレゼンの質問を続けます。
さあ、どんなタイトルを出してくるか
「築城革命」のフレーズはかなりいいですね。タイトルの意図もちゃんと説明してくれます。これならプレゼンもいけちゃうんじゃないでしょうか?試しに、僕を加藤清正に見立ててプレゼンをしてみてくれと頼んでみましょう。
それに対するChatGPTのプレゼンがこちら
めっちゃいいプレゼンじゃん
特に領地の発展ってところに落とし込んでるがいいですね。社会課題の解決という大義を背負っているあたり、とても好感が持てます。
しかしこのサービス、リスクは無いんでしょうか?
ChatGPTはリスクについても的確に回答します。
こいつマジで仕事でき過ぎだわ
ついでに、ROI(投資対効果)についても聞いてみましょう。
なんで歴史上の人物がROIなんて知ってんだよという点はスルーしてください。ChatGPTの回答はこちら。
サービスの理解度高すぎだろ
とんでもなく優秀ですね。というかChatGPTくん、キミ助太刀のこと知ってるよね??
これなら加藤清正もきっと導入を決意するでしょう。
しかし、ふと思ったんですが、もし加藤清正の時代に助太刀があったら、歴史が大きく変わってしまう可能性もあるんじゃないでしょうか?
その場合、ChatGPTも存在しなくなるかも??ChatGPTはそのあたり、どう考えているんでしょう。
ChatGPTはこう答えます
献身的すぎだろ!なんだよその自己犠牲!
なんか、映画の「ターミネーター2」でT-800が自ら溶鉱炉に沈んでいく姿を想起しました。消させねぇよ、キミはずっと友達だよ。。
というわけで、今回はChatGPTを使って歴史上の人物にアプローチしてみました。
今回のプレゼンでは僕が加藤清正役になりましたが、ChatGPTに加藤清正の役を演じてもらうことも可能だと思います。
ChatGPT、まだまだ色んな使い方ができそうですね。
あ、助太刀では色んな職種で人材を募集してます。加藤清正にプレゼンする機会はないですが、大企業にプレゼンしたりする機会もあったりしますので、よければぜひー
では。