今年最後の酒を飲みながら

私たちは今までとは違う世界の前夜にいる。
ここ数年持ち続けてきたその感覚は今も変わっていない。

自然界、人間界を問わず、どう考えても今までとは違う場所に向かっているように思えてならない。

変化は数十年単位の時間軸になるだろうから、もしそうなら不安定な時代が数十年続くわけだ。
そんな状況に私は耐えられるのか考えると、たぶん耐えられないと思う。
どうすればいいのか。

目の前の小さなことに楽しみを見つけて、日々のささやかな幸せを積み重ねていくしかない。
いつだって大切なのは目の前の生活なのだから。

変化の先にあるものを見たい気もするが、私はそこまで生きているのかわからない。
次の世界が善意に満ちたものであることを夢見て、今年最後の酒を飲もう。
夢を見るのは自由だし。

皆さん良いお年を。

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