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バイト始めたてっていいよね。

今日は本当に何もしてなくて一日のほとんどの時間を家の中で過ごしました。でもやっぱりおでんが食べたいなぁと思ったので、コンビニぐらいなら行けるかなと思った私はトートバックと財布を片手に歩いて5分のコンビニに向かったのであった。外は雨だったけど雨脚がそこまで強くなかったので傘はさしませんでした。問題はそこじゃなくて昨日の雪が影響してまあ地面が滑る滑る。歩き始めこそあえて雪の上をあるくなどの酔狂を行っていましたが、一度ガチで転びそうになってからはアスファルトが露出している部分を踏みしめながら歩きました。そんなこんなでコンビニに到着。

ワイ「おでんください。」
テンイン「ナニニシマスカ~。」
ワイ「たまごくださいっ」
テンイン「タマゴヒ~ト~ツ~。」
ワイ「たまごくださいっ」
テンイン「タマゴフ~タ~ツ~。」
ワイ「たまごくださ

って感じで大根とこんにゃくとはんぺんとちくわぶとさつまあげと餅巾着を二個づつ頼みました。おでんは夕食にする予定なのでいったんキッチンの上に鎮座してもらい、私はいつも通りPCの前に立ってゲームなどをしていました。FFしたり通販サイト見たり勉強してたら気づくと時刻はもう16時。そろそろ夕飯の支度でもするかなぁ~と思い、おでんのふたを開けると何か違和感に気づく。そう、餅巾着が一つ足りないのである。
あちゃ~入れ忘れられちゃったか~。でも外は寒いしあきらめようかとも思いましたが、丁度牛乳を買い忘れたことも思い出したので、ダメもとで行ってみようかなと決心がしました。
再びコンビニに到着。牛乳を手にレジに並ぶと、なんとそこにはお昼頃に私のレジを打ってくれたお兄さんが!牛乳をレジに通してもらい、持参したレシートをちらりとポケットから取り出すと、お兄さんはすかさず「あの・・・おでんですか・・・?」なんと。覚えてくれていたのだ。
その後は何度も謝ってくるお兄さんに対して、私もいっぱい注文してしまったことをほんの少し詫びる。話を聞くにお兄さんは今日がバイト初日なのだそうだ。分かる~分かるよ~バイト初日って緊張するし変な失敗とかしちゃうよね~。と心の中で思いながら「それにしてもよく私だと覚えていましたね。」と当たり障りのないことをいう。お兄さんは「あの時は眼鏡してましたよね?あとは、声で分かりました。」と答えてくれた。凄い。相手の特徴を瞬時に覚える能力もあるのか君は。もう天才だなと。この子はいずれBIGになることでしょう。俺なんて高校の時のバイトの初日、持ち帰り客のオーダーを後先逆に出しちゃったことあるぜ。後から二件とも電話が来て社員がバイクかっとばして届けに行ってくれていたぜ。パチ屋でバイトしてたときなんて上のレーンの玉詰まり直そうとしてレーンぶん殴ったら接合部が外れて、そこから玉が次々と飛び出して一面銀世界にしたことがあるぜ。
初めて体験することには失敗はつきものです。人は失敗を繰り返して強くなる人間だから、全く問題ないぜ。それに君はむしろ優秀だ。心の中で沢山のことを話しながら私は最後に「がんばってください。」とだけ伝えて、その後は家でリングフィットをして遊んだ。

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