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【科学大】D判定の秋模試から180点伸ばして東工大に合格した方法【逆転合格】

初めまして、現在東工大(来年から東京科学大)に通っている、学部二年のめでと申します。

二年にもなり、だんだんと受験の記憶も薄れてきたので、忘れないうちに自分の勉強法(特に秋以降)をまとめようと思いこの記事を書くに至りました。
タイトルに書いた通り、自分は秋模試から全体で180点、化学に関しては100点以上点数を伸ばして東工大に逆転合格することができました。そのため秋以降の勉強の質についてはかなり自信があります。
今回の記事が東工大を受験する皆さんや、模試の結果が振るわず落ち込んでいる受験生の勇気になれば幸いです。
以下が本記事の目次です。


秋に受けた模試二つと本試験の結果比較

夏以前は東工大の模試を受けなかったので東工大形式の模試は秋に初めて受けました。受けた模試は東進と河合の二つで、以下が上から順に東進、河合の模試の結果です。

東進 第2回 10月 東工大本番レベル模試
河合塾 秋の東工大入試オープン

結果はあまり良くなく、河合の数学はかなり上振れてますが、それ以外は東工大の合格基準からみるとかなり低いです。例年東工大の最低点は360~380点あたりなので秋の時点で100点ほど合格最低点に足りていないことになります。
特に物理と化学は例年、合格するために合わせて200点ほど取る必要があるのですが、河合の模試では合わせて77点と目標の半分も取れていません。
両方とも第一志望の学院の判定はD判定でした。

では4ヶ月後の本試験はどうなったかというと、以下が本試験の結果です。(自分の受けた年から紙による通知ではなくインターネット上での通知になりました)

本試験の結果

理科二科目が大きく伸びて、合計点は東進の模試と比較すると180点伸びました。英語も地味ながら20点ほど伸びており、数学は点数が下がったように見えますが、自分が受けた2022年度入試は数学がかなり難しく、周りの話を聞くと合格者の中でもそこそこ上位の点数だと思います。

ここまでの話を聞くと、本番上振れただけだと思われるかもしれませんが、直近数年分の過去問でも概ね全体として450点前後、理科二科目はともに110点前後で安定していました。

なぜ秋の4ヶ月ほどでここまで点数が伸びたのかというと、理由は秋以降の勉強法にあります。次の章以降では各科目の1年の勉強と秋以降の勉強法、また各科目を実際に受けた際の所感や部分点の有無、また東工大受験においての共通テスト戦略について話していこうと思います。

各科目の1年を通しての勉強について、また秋以降の勉強について

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