見出し画像

朗読劇「アドレナリンの夜」レポ

「アドレナリンの夜」10/4公演を観劇した。話のネタバレを控えつつ概要と感想について書いてみたので、情報探してる人に届けば嬉しい。

概要・舞台セット(微ネタバレ)


現代ホラー短編集
舞台セットは廃洋館風。中央に電子ピアノ1台、貞子cosのピアニストが1人。縦長の大きな額縁を模したモニターが3台。
その回の客入りはキャパの3分の1~2分の1程度の印象だった。
BGMは一貫してピアノのみで、テーマ曲を繰り返している。最初は美しく感じた旋律が物語と共に恐ろしい音楽に変化していく演出のよう。
出演者は序盤に全員で登場。名乗りと軽い導入の台詞を終えると、次は10分程の短編を1人ずつ受け持つ。
朗読中は頻繁にモニターの映像が切り替わり、観客の恐怖を煽る。実写のためかやけにリアルであり、幽霊の顔もやたらと作り込まれている。
毎度挟まれる女性のアナウンスは冒頭の「真夜中の恋人」をイメージしたものだろうか。最初は現実に引き戻される心地で聞いていたが、後半からそのアナウンスにまで背筋を泡立たせる羽目になった。
短編の朗読が1周終わると、そのまま2周目が始まった。1周目より振り切ったホラーだと感じたのは気のせいだろうか。演技にも熱がこもっていた。
2周回りきったあとは待望の掛け合い付き朗読の番。台本と演者、観客の世界を無理矢理に繋ぐような奇妙な心地で、最後の演出などは特に鳥肌が立った。話のネタバレは我慢する。8000円の価値があるかは微妙だが、一見の価値ありという感じ。残り日数は少ないが、ご贔屓がいらっしゃればぜひ足を運んでみてはどうだろうか。

⚠️個人的注意⚠️


ホラーが極端に苦手な方や、子供が可哀想な目に遭っているのが耐えられない人にはお勧め出来ない。歴史系の怪談ではなくリアル寄りの現代ホラーなので、人死にが苦手な方も辞めておいたほうが賢明だと思われる。

感想

怖い。推しの顔を定点していなければ耐えられなかった。映像とSEが本気過ぎる。お化け屋敷でもこんな大きな音出さない。推し以外のターンはほぼ目をつぶってた。怖いので。夢に出そう。最初の話は中学校の図書室にありそうwとか単芝を生やす余裕があったが途中からそれどころでは無かった。しかし推しの声はいい。表情もいい。平日だけど見に行って良かったです。

この記事が参加している募集

#イベントレポ

26,114件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?