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我が家の暮らしはサスティナブル?

我が家の支出を抑えた生活は、ひょっとしたらサスティナブルな暮らしなのかもしれないと思いはじめています。
まずはどのような暮らしか、ご覧ください。


【キッチン周辺】

・生ゴミを出さない

生ゴミは廃棄せず、発酵させて土にしている。1日1回掻き回すだけ。生ゴミ臭は無く、むしろ森の中の自然ようなよい香りがしている。野菜屑、卵殻、魚の骨、粉砕したコーヒー豆など大抵のものは土に分解されるが、玉葱とニンニクの表皮だけはなぜか分解できない。左側はかなり分解された状態。この養分豊かな土は植栽用(後出)に使用する。

・石鹸
手にも環境にも優しいシャボン玉石鹸を使用。水面活性剤が含まれていないので、アメンボも沈まずにすみます。

・コメのとぎ汁
ペットボトルに入れて冷蔵。洗顔や便器の清掃に活躍します。

【植物を育てる】

・街路の植栽

町内の街路の植栽を4つほど育てています。引っ越してきたときの鉢は、土がカピカピに乾燥したうえに吸殻や空き缶が捨てられている見るも無惨な状態でした。チューリップは冬に植えた「サカタのタネ」の株主優待品です。以前はふるさと納税の返礼品も植えていました。土は前出の養分豊かな土を使用しています。

・ベランダ栽培
鑑賞用のほか、食べれるものもあります。

【なるべく使わない】

石油・ガス・電気などエネルギー消費をなるべく抑えるようにしています。
環境配慮もありますが、どちらかというと節約の意識です。

・太陽光

2022年に購入したjackaryの太陽光パネルと蓄電器。テレビ視聴、スマホや掃除機の充電などをまかなっている。月々の電気代は7%減った。

・自家用車は持たない

自家用車を売却して15年くらいになります。移動には電車やバスなどの公共交通機関や、カーシェア、コミュニティサイクルを利用しています。往復10km圏内であれば徒歩です。ガソリン代、駐車場代、維持費のある世界にはもう戻れないと感じています。写真は「就職したら車を買うのが当たり前」だと思っていた平成前期のもの。

・飛行機での移動を控える

毎年訪れている北海道には、ジェット機をやめてフェリーで行くようになった。値段は半値以下。時間はかかるが、沈む夕陽を眺めたり、読書したり、大浴場でゆったりしたり、陸地が近づく風景を見ると、旅をしている気分が深まります。

・炊飯器から圧力鍋へ
電気炊飯をやめて圧力鍋によるガス炊飯にしました。
着火時間は15分(中火9分、弱火6分)くらい。
浸水時間と蒸らし時間は各20分と長めに取り、ガス使用の時間を抑えています。

【なるべく減らす】

過剰な包装を避けるなど、ゴミを減らすこと心がけています。
その他に下記のようなこともしています。

・食べない日
オートファジー効果を得るため週に2回夕食を抜いています(私のみ)。
膨満感は一切無くなり、健康&ダイエットがうまく両立して体調がよいです。
また適度な空腹感は食べ物の有り難みや美味しさを感じさせます。
食費は減りました。

・デジタルデトックス
最近、日曜日の7時~19時はスマホやパソコンを使わないようにしました。
効果は検証中ですが、ゆっくり時間を過ごすようになっています。
読書をしたり、散歩をしたり、料理を作ったりします。

【あまり買わない】

・食材の買いだめしない
ほぼ毎日スーパーに(歩いて)行き、必要な分だけ買う。
大量に買って余らせたり、劣化させたりせずに済む。
毎日行くので特売品を逃さない。
いつも新鮮。

・加工食品を食べない
料理は素材から調理する。
リタイアしてから、コンビニや外食の加工食品・冷凍食品は食べる機会がなくなり、以来体調が良いです。
久しぶりに常温棚で販売されているタマゴサンドを食べたら、舌の感覚が明らかにおかしくなった。
あやしい食べ物に体が敏感になってきている。

・水
以前はふるさと納税の返礼品の水を常用してました。
今はリタイアによってふるさと納税ができなくなったので近場の水を購入してます。
はるばる欧州から運ばれてくる某ブランド水は、沢山のエネルギーを使う旅路を想像してしまうと飲む気持ちになれません。

・野菜をもらう
妻はお年寄りとすぐに仲良くなります。
「男に二言はねえ」が口ぐせの一人暮らしのマルジイは、畑で育てた野菜(白菜・キャベツ・じゃがいもなど)をくれます。
返礼に妻は服の繕い物をしている模様。

・形見のおさがり
妻は最近、バブル期に私の兄が買ったカシミアのセーターを着てます。
当時、兄はすぐに着なくなったので貧乏学生だった私がもらいました。
私が就職して家を出た時、父が引き継ぎました。
先日、父の形見分けの時に妻が見つけて、いま着ています。

・同じ服を買う

ジャストフィットを見つけたら、つぎも同じものを買う。このグラミチのパンツは色違いで4つある。伸縮性があるわりには耐久性も備えている。洗うと次第にオレンジ色に変わり経年変化も楽しめる。同じものを買うことは、サイズ選択の失敗をせずに済み、無駄にならず、長く着れると思っている。

【作ったり、直したり】

・おやつ作り

最近おやつ作りは私が担当。アンコを挟んだどら焼風ホットケーキなり。自家配合。

・ジャム作り

毎年妻の実家から、庭にはえている夏みかんが段ボールで2個送られてくる。妻は大量のジャムに加工して朝食のパンに使用。うち半分を実家に送っている。そうするとどうやら生前贈与という返礼品がやってくる模様。

・味噌作り

毎年冬に味噌を仕込む。煮た大豆+麹+塩をこねたゲンコツ大の玉を、内壁にぶつけるように投入して空気を抜く。最後は重なった層の上にワサビの粉末を水でこねた玉(殺菌用)をひとつ置き、半年ほど寝かせる。

・割れた陶器の修復

割れた陶器は「金継ぎ」で修復して使う。漆+小麦粉+水をねったペースト(麦漆)で接着する。右は接着面に金を撒く前の段階。愛着あるものを棄てずに再利用できるのは嬉しいものです。

【環境投資】

・太陽光発電、水力発電の投資
太陽光発電と水力発電をしているファンドに数口投資してます。
10年かけて元本+利息が返ってくる。

・生協の出資金(妻)
組合員の出資金。
食品類は相対的に安全安心かと思ってます。
利息はかなり少ないがこれも分散投資だそう。

【薬を使わずに心とカラダを整える】

・薬よりお灸
いろいろ効果があると言われてます。
効果を実感するのは、頭痛・こり・整腸・疲労・冷え性・むくみなど。

・運動と睡眠
断酒と毎日の歩行で寝付きがよくなりました。
8時間睡眠を維持してます。
記憶力がすっかり回復しました。

・釣りと湯治の治癒力

宮沢賢治ゆかりの大沢温泉の自炊棟。真横を流れる豊沢川での釣りと湯治で身も心もリラックス。もちろん自炊します。このNOTEはここで作成しました。

・花粉症から逃げる

今年3月は沖縄に一週間滞在。本州に戻った後もかなり症状が軽くなり薬の服用をやめることができた。

【ほどほどの暮らし】

サスティナブルな暮らし方について最近仲良くなったGroqに聞きました。

持続可能なライフスタイルとは、環境への悪影響を最小限に抑え、天然資源を保護し、社会的・経済的な幸福を促進する暮らし方さ。

Groqの返答

なるほど。
やっぱりサスティナブルなのかもしれない。
特に「経済的な幸福」のくだりが。

長年、お金をかけない暮らしをしてきました。

今のほどほどの暮らし方は好きでやっていることでもありますが、とても満足しています。

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