新人よ、僕のいうことを聞いてくれ

いらっしゃいませ
本日のおすすめはアクエリアスです
それでは、ごゆっくりどうぞ

やあ。

最近は暑いね。僕はもう長袖から中袖に衣替えしたよ。

ズボンはジーパンのままだけどね。

暑さからか、この頃喉がよく乾くんだ。

ポカリかアクエリを渇望してるよ。

今日は少し遅めの話をしよう。

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この時期になると、通勤時に新しい顔が出てくるようになる。

今年もそうだ。

新品のスーツに制服、こなれた私服の大学生。

ひとりひとり、新鮮な生活の空気を吸っている。

吐く息にもよどみがない。

が、それも今だけである。

ゴールデンウイーク明けにはこちらの仲間入りだ。

心なしか、車内が暗く感じ始める。

日々の冗長さに、生活を粗視化していく。

それに加え、慣れることなどない満員電車にあきらめがただよう。

このサイクルは僕が参入する前から脈々と続いているのだろう。

そして僕も、かつては向こう側だったのだ。

いつの間にか、変わっている。変わってしまった。

きっと誰しもが分かってはいるのだろう。

日常は望めども変わらない。
VUCAがため息をつくほどに平坦なのだと。

そして、いつしかそんな道しか歩けなくなるのだ。

足るを知る者は富むとも言うし、
環境に適応するという意味では生物としては正しいのかもしれない。

でも、到底受け入れ難いと思うのは僕だけだろうか。

そうなるのなら僕は、自然に抗う馬鹿でいたい。

何もない日常なら、少しの工夫と立ち上がる力だけで変えられる。

モノクロにペンキをぶちまけられる。

それができるのは、足ることを知らない馬鹿だけだ

だから、馬鹿でいることは人生を豊かにする秘訣だと思う。

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おっと、ちょっと馬鹿って言いすぎたかもね。

まあ僕は、休み休みやっていくよ。

ほら「馬鹿も休み休み言え」ってよく言うでしょ(笑)

それじゃあ、また

この店で