【本番】娘の引っ越し

なんかもっと感慨深いものかと思ってた
18年もかわいいねェ💕と愛でて育てて
小学生のころは８割がた男の子だったのが
思春期を経てびっくりするくらい女の子になって
本当におはようからおやすみまで喋ってた子が
遠くに住むことになるんだもの
もっと寂しくなるんじゃないかと思ってた
他の人からも「寂しくなるね」と言われたし
逆に寂しく思わないといけないような気もしてた
もちろん寂しくないわけじゃないけど
もうちょっと前向きな気持ちで過ごしている

娘の引っ越し当日
集荷は前日のうちに終わり
娘本人は手続きやら説明やらがあるそうで
ひと足先に新幹線で本社に集合
メイク道具やら洗濯ものやら
集荷に間に合わないものを積み込んで
ワタシは車で新居に向かうのだけど
運転手の息子は朝までバイトで
出発30分前に起きてシャワー浴びるマイペースぶり
母も慣れたもんで身支度は済ませ
玄関に運び出す荷物を用意して
のんびり寛いで待ってる
そもそもの設定時間早めの民

配属先発表と同時に
１ヶ月半で引っ越ししろとのお達しが出て
翌日には引っ越し屋さんを予約
生活に必要なもののリサーチ開始
間取りもわからないから想像で準備する

ここで発覚したのは
ワタシはだいぶ過保護だということ

娘は高卒でクレカもまだ作れないからと
あれもこれも準備したけど
同室の子はダンボール３個だけで
あとは現地調達だそう
掃除機も炊飯器も鍋も一緒に使い〜と置いてきた
念のために持ってきたトイレットペーパーと
ティッシュペーパーはさっそく活躍してた

あと想定外だったのは
急遽角部屋に変わって窓が２つあったこと
掃き出し窓用のカーテンは買ったけど
もうひとつもお隣りさんとレモンの木隔てて
こんにちは状態だった
とりあえず服でも掛けといて
息子が「そのうちレモン貰ってるんじゃね？」と
そうね
こっちでもご近所さんに野菜とか貰ってたもんね

引っ越し業者さんが時間ぴったりに来てくれて
運び出しも搬入もあっという間だった

セッティングしやすいように
パッキングしておいたから
サクサクとダンボールを開けては
シミュレーション済みの棚にセットしてゆく
服もほぼハンガーに掛けたまま入れてきた

カーテンや布団などの大物や
洗濯もの干しの組み立ては息子に任せたら
ちゃんとゴミもまとめてあって
とっても優秀だった
さすがわが息子👍
娘本人の出る幕はほとんどなく
共有部分で同室の子とお喋りしてた
もうちょっと本人にやらせるべきかとも思うけど
同室の子はひとりで引っ越しだったから
それはそれで寂しくなくてよかったかなと思う
ちょっとめんどくさい女だけど
仲良くしてやってねー

Wi-Fiも無事繋がったら
もうワタシたちは用無しとばかりに
「買いものに行くから帰っていいよ」と言われ
予定よりだいぶ早く引っ越し任務完了✨

サクッとまとめたゴミを車に積み込んで
漁港近くのいい感じのお店でお刺身定食食べて
片道２時間半の帰路についた
しかも行きは事故渋滞で
高速でも３時間以上かかった
久しぶりの息子とのドライブもよき😊
奮発した息子の特盛り刺身定食も
息子の好物盛り盛りでご満悦😋
ちゃんと日給もお支払いした

そして翌日☀️
母は年度分の有給消化ナゥなので
娘の抜けた押入れの穴(娘は押入れで寝てた)に
娘の荷物の残り1/3を埋めるべく
押入れの中身を全出しして大掃除🧹
息子は寝坊して学校の健康診断をすっぽかし
さらに翌日に日程変更してもらってた

娘の国家試験の結果もそろそろ出るから
晴れて合格がわかったら
念のため残してある学用品も捨てちゃう！
不合格だったら内定取消で帰ってくるけど
大丈夫だって信じてる
本人たちもさっそく役所で転入手続きしたり
買い出ししたり動き出してるらしいよ
行動早くて偉いね👏

わが家は狭すぎて
娘に自室を用意してあげられなくて
ずっと親子３人で和室に寝てた
じわじわとテリトリーを広げてた娘の私物も
一時的に預かるものは押入れにインオペして
和室は夫婦の寝室兼クローゼット兼
パパのトレーニングルーム兼
ワタシのメイクコーナーになった
大掃除もできてスッキリ✨
もう少しでこの引っ越しのバタバタも終了する

子どもたちが自立した後に
気力がなくなってしまう
空の巣症候群というのを聞いたことがあるけど
ワタシの実家もワタシが結婚してすぐ
リフォームして自室は乗っ取られたし
両親ともなんかのびのびやってるから
ワタシも見習ってのびのびやろうと思う

そして娘の住む街までテリトリーを広げる予定