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封印してた憧れの人

めっちゃかわいいハンケチを買った
お値段はかわいくなかった
でももう色といい犬といい
これはワタシのもんだ🐕と思った
本屋さんのポップアップで発見して
今日見たらもうなかったから
出会った日に買ってよかった


ワタシのなりたい職業は
探検家🧭ときっぱり決まってるんだけど
これを服装に落とし込むと
もう川口浩探検隊とか世界ふしぎ発見とか
吉村作治さんとかしか出てこなくて
ちょっぴり行き詰まったり紆余曲折したりしてた

探検家の服の条件を考えてみる
・たくさん歩ける靴
・動きやすいスタイル
・両手が空くバッグ
それはとっくにクリアしている
なんならそれはもうライフスタイル
やけに間口の広い条件だなと思う
具体的にどんなイメージなのかと考えると
頭に靄がかかったように思い浮かばない
憧れの人は何人かいるものの
みなさんステキだけど帯に短し襷に長し
しっくりこないなと思ってた(烏滸がましい)
だってみなさん探検家のイメージがない
そこがネックだったんだ


最近ふっと昔憧れてた方と再会した
実際にお会いしたわけじゃない
動画のオススメとかで出てきたんだと思う
残念ながら当時見た映画なんかは
有料レンタルになってたけど
ウェブ雑誌の記事だったり
当時の動画だったりを見漁ってる
やっぱりかわいい
けどなんで封印したんだっけ?

当時もその方の本を読んだり
映像を見たりしていた
ドラマなんかにチョイ役で出てても
「この人好きなんだー」と思ってた
おおまかに言えば似てるタイプだと思ってる
ワタシはモデルでもあるこの方ほど
背も高くないし手足も長くないけど
方向性としては違和感はないと思う
ホントになんで諦めたんだろう
たぶん一時期は目指してたんだ
この方みたいなファッションを


子育てで諦めたわけでもない
憧れてたのは子育て真っ盛りのころ
断捨離をした結果かと思ったけど
断捨離は必要なものを選び残す作業
もしかしたら当時のワタシは
おしゃれ自体を諦めたのかもしれない

自分の好きなこともやりたいことも
どんどん切り捨てて暮らさないと
家事と育児と仕事をやり抜けなかった
仕事の制服もレギュラー商品を組み合わせて
いかに長く着るかを中心に考えて買ってた
「制服買わなきゃ」って思うのが嫌だった
商品が完売しちゃったら仕事で着られなくなるから
いつもある定番商品を狙って買ってた

そうすると憧れの方のような
個性的なファッションはできない
自由に選べるはずの小物類も
シンプルでオーソドックスなものになった
白いスニーカーに黒いリュックなら服を選ばない
汚れてもザブザブ洗えれば気にならない
髪型もどんどん短くなって手をかけなくなって
一時期堀川くん(わかめちゃんの友達)になって
メイクもどんどんシンプルになって
ミニマリストみたいな心境になっていった
そうしないと
子育てで湯水みたいにお金がかかる時期を
無心で駆け抜けられなかった
かわいいってだけで
シャツと同じお値段のハンケチを
買うことなんてできなかった
(今気づいた)


今も昔もそう変わらないけど
こだわりのお洋服とかって
ワタシには敷居が高い
そしてワタシが日々着ている制服は
どなたかの記事で
ここの服を買うこと自体が没個性
的なことを書かれていた
ぜんぜんそうは思わないけど
街中で石を投げたら着てる人に当たるくらい
人生で1度も着たことない人なんていないくらい
世界的アパレル企業の商品
ましてファッションにこだわりがあって
個性的なファッションを好み
ついでに天然素材がお好きだと言うその方とは
相容れないと無意識に封印したのかもしれない

娘のお買いものに付き合ったのをきっかけに
古着熱が再開し
自問自答の結果
持ちもののバージョンアップを始めたら
今度はシンプルな服が物足りなくなって
忘れかけてた自分の好き❤️が蘇ってきた


ちょっと個性的なファッションが好きだし
山や自然の中だけじゃなく
いろんな場所に行ってみたい
おしゃれ大好きな年頃の娘の友達に会っても
恥ずかしくないママでありたいし
職場でも歩くマネキンとして
自分の着たい服を着て褒められたい

おしゃれは引き算だけど
足りないものは足してみそ
自分らしさを足すことを恐れないで


と憧れの方に指摘された気分
たとえ定番の商品だったとしても
組み合わせ次第で自分らしさは出せる
自由に選べる小物を追加してもいい
「可愛いは作れる!」って
河北麻友子も言ってたじゃないか
あの子のおでこもとってもキュート🩷だったね



憧れのその方はいろんなところに行ったり
それを表現したりされてるので
ワタシももっといろんなところに行って
アウトプットしようと思った
出かけることも時間がなくて制限されてたから
旅の本を読んでも辛くなるだけだった
今なら時間はあるもんね
娘のところにも行きたいしね
行動範囲をじわじわ拡げてるんだ
いつかいつか行こうもっと遠くへ

ずっと好きなものがわからなくて
減らして減らしていったこと自体は後悔してない
たぶん当時のワタシは持ってなかったんだと思う
減らして減らしてシンプルになったからこそ
今好きなものを振り出しから集められる
昔好きだったものに囚われることもない

まだ惑わされて失敗や寄り道もするけど
ファッションの指針みたいな人と再会して
今はとてもワクワクしている
今は昔よりも情報が探しやすくてありがたいね
昔一生懸命スクショしてた画像が
ピンタレストにいっぱいあった
図書館で当時読んだ本もまた借りてきた
当時の服をそのまま着るつもりはないけど
ヒントがいっぱい出てきてとても喜ばしい
そしてその方が現在連載されてる記事も見つけて
ウキウキで読者登録してブクマした

ワタシの理想の探検家🧭はこの方かもしれない

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