語られている芸術って、
なぜ裸婦ばかり描きたがるのか、
なぜ破壊的な表現ばかり女性というモチーフにしたがるのか。
女ばかりとか男だってとか、
まるで損ばかりして生きてきたというような、
とにかく認められたいと示唆しているような。
そんな言葉で溢れているけど。
私が美大時代に経験したヌードデッサンは女性だった。
でもそれが曲線美だとか、女性で安心だからとかそんな言語化できるようなところに筆はなくて、
もっとも静寂の中に走らせる鉛筆の音だとかいう緊張感ばかりが、あの白い部屋には溢れていた。
その私の