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#31 〜「センター」という立ち位置〜

どうも!
さんせんです!

先日の「日向坂で会いましょう」にて、次のアルバムのリード曲、「アザトカワイイ」のフォーメーションが発表されました。
影山優佳さんが2年振りに戻ってきたり、新3期生が初めて楽曲に参加したり、色々と話題が尽きない楽曲になっていますが、今回のフォーメーション発表で1番注目されているのが、センターを務める佐々木美玲さんです。

日向坂46になってから4枚のシングル、そしてその前のひらがなけやき時代のカップリング曲の「君に話しておきたいこと」を合わせると、
5枚連続センターを務めていた小坂菜緒さんに代わって、ひらがなけやきの頃にリリースされた「走り出す瞬間」に収録されている「期待していない自分」以来となる佐々木美玲センターの曲ということになりました。

今回、日向坂46になって初めてセンターが代わったということで、様々な意見があったと思います。

私は今回のセンターの交代について、いいか悪いかは正直分かりません。
結果的にいい方向に進むかどうかは今回センターになった佐々木美玲さんの力量次第だという風に思っているので、数年後経って、「あの時センターが代わって日向坂46がますます成長したよね」って言われるような活躍を見せてほしいなと思っていますし、そんな活躍ができるようファンとしても応援していかなければならないなと考えております。

さて、ここで私になりになのですが、「センター」を務める人のタイプについてちょっと話していきたいなと考えております。
大人数のアイドルグループにとって大事な「センター」というポジションですが、大きくわけて下の2種類のタイプがいると思います。

①センターのポジションで1番輝く「センター」
②センターのポジジョンでグループを輝かせることができる「センター」

①のセンターのポジションで1番輝く「センター」というのは、自らが持つスキルを存分に活かして、グループを代表するような形で存在感をアピール出来る子のことを指します。
このセンターに選ばれる子の特徴として、他の子とは違った大きな魅力を持っていて、それが真ん中のポジションに来たとき、オーラとして現れるという子が多い気がします。

一方、②のセンターのポジジョンでグループを輝かせることができる「センター」というのは、グループの顔としての一面は保ちながらも、センターで目立ちすぎることなく、他のメンバーの良さも引き出しながらセンターを務めることが出来る子のことを指します。
これは、①とは正反対で、場面によってはオーラを発揮することも、消すこともできるかなり能力の高い子が該当します。

上記2つの違いについては、私なりに考えてみましたが、じゃあ日向坂46の場合はどうなのか?について考察してみます。

まず、これまでセンターを務めていた小坂菜緒さんは、②の、センターのポジジョンでグループを輝かせることができる「センター」に該当していると思います。
彼女が目立ちたがり屋という性格ではないというのも少しは影響しているかもしれませんが、彼女が持つ高いポテンシャルを十分に発揮しつつも、グループとしてのパフォーマンスを決して邪魔することなく、チーム日向坂46を先導してちゃんと1つにまとめあげられるようなセンターの務め方ができていたと思います。

そして、今回センターに選ばれた佐々木美玲さんは、①の、センターのポジションで1番輝く「センター」に該当すると思います。
これは、前回センターを務めた「期待していない自分」を観て私はこのように感じました。
やっぱり「期待していない自分」=佐々木美玲と結びついてしまうくらい、あの曲で示した彼女の存在感というのは強く、表情や歌声、そして最後のダンスのところまで魅力を存分に発揮していたと思います。

また、センターをこなすことによって、①と②の両方ができるようになってくる子も中にはいます。
小坂菜緒さんも、最近だと曲の中で自身のオーラの活かし方というのも理解してきていると思います。
それが顕著に現れていたのが「青春の馬」だと思います。
最初の前に登場してくるシーンだったり、エンディングのソロで踊るシーンだったり、今までとはひと味違う存在感を感じさせられました。
やっぱりデビューからセンターを務めることにより得られた経験というのがいい形で本人の成長に繋がっているのだなと感心させられましたね。

こんな感じで、センターを務める人には2種類のタイプがいるよというあくまで個人的な考えで色々と述べましたが、これはどっちのタイプのセンターがいいか悪いかは答えることができません。
センターに選ばれた人の適性がどうかであって、いずれにせよ、グループのセンターとしての役割は十分担えています。

日向坂46も今後センターというポジションがどうなって行くのか読めなくなってきましたが、私は「センター」というのは、その曲の「顔」だと思っているので、そのポジションを掴み取ったメンバーが出せる力を思う存分発揮して、同時にグループを引っ張っていけるようなセンターになれれば、自ずと日向坂46というグループの厚みも増していくと思っているので、まずは次のセンターの佐々木美玲さんの活躍に期待していきたいなと思っております。

そして、小坂菜緒さんにはこれまでのセンターとしての活躍に本当に感謝したいし、また強くなった姿でセンターとして戻ってくる瞬間を待ちわびたいと思います。

では、今回はここまで🐸🥕
さんせん

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