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猫白血病を患うねこと私のはじめてのnote

はじめまして!フリーでイラストレーターをしてますniarと申します
noteって存在は知っていましたが、使いみちやブログとの違いがまったくわかってなくって、それ以前にここ10年のいんたーねっつの進化に全然ついていけなくなって化石状態。
愛用のスマホだってiPhone5Sなんていう化石だったし。いったい何年使ったんだろう(今は待ちに待ったSE第二世代に乗り換えました)

そんな低迷?停滞?してたわたしを引きずりだしてくれたのがうちのねこです。

ラーメン屋さんで生まれたから名前は「なると」

このこを迎え入れる前に飼ってたねこが19歳で旅立ち、こころにぽっかりあいた猫型の穴は埋まることなく、その後ご縁があってこのこが我が家にきてくれて。

まだ今現在だって1歳4か月のぴちぴちの男の子です
名前はなると。でも「なる」としか呼ばないので本名は動物病院でしか呼ばれない。
性格は好奇心旺盛のツンツン。
特技はなにもできないけど、「ちゅーる」と「パウチ」は日本語通じる。
だっこは嫌い、布団もきらい、ゴロゴロだって簡単にきかせてくれない。
でもそばにいたくて私が見えるとこに常にいる。
動けばトイレまでついてくるストーカー猫です。たまーにデレます。

突然の余命宣告

GWが始まった先月末の土曜の朝、呼吸がはやくておかしいから朝一番に獣医さんに連れて行きました。
コロナ対策しっかりされていて電話で受付、車で待機を指示され、連休中なのもあり駐車場は満車。
1時間ほど待ってようやく電話が鳴り順番がきて、先生に診ていただいてすぐに言われたのが「非常に重篤な状態です」。
胸に水が溜まってる、水を抜くのにもリスクがあるけれど抜かないと死んじゃうのでと言われ頭まっしろのまま猫を獣医さんに預け、処置や検査してもらい午後迎えにいったところ猫白血病にかかってることがわかり、肺に腫瘍ができて胸水がたまっていた状態でした。

詳しい説明もしてもらい、このまま何もしなければ半月から1か月、抗がん剤治療しても半年から1年の余命宣告

たぶん人生ではじめて赤の他人(先生)の前で泣いたかもしれない。
なんでうちの子がーー、完全室内飼いだし、ワクチンも打ってたし。
なんで、なんで。

そこで頭をよぎったのは去年このこのママが去年天国に旅立ったと聞いていたこと。
母子感染だったのかもしれない。
ママは半野良みたいなかんじでお外自由に出られる子と聞いていたので。

ねこにとって何が最適解なのかわからない

高額な抗がん剤治療するべきか、このまま積極的な治療をせず緩和療法で天国に旅立つまで見守るか。
なにがこのこにとって最適解なのかわからなくて数日間ずっと悩みました。
家族と相談して、抗がん剤治療なんて辛いかもしれない。見守って天国に旅立つまで一緒にいてあげるのが一番いいのかなって決断を最初はしましたが、日に日に元気がなくなり苦しそうにベッドの下など人の手が届かない暗い場所でじっとしてるのを見守るのも辛くて。

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結局抗がん剤治療をはじめて、今1か月たちます。
自分の収入的にはけっこう辛い金額ですが、最初の4週だけ毎週だけどその後は3週に1度のプロトコールなのでなんとかなりそうでした。
(ペット保険入ろうか悩んでた矢先の出来事だったので当然全額自腹)
胸水抜く時に両脇を剃られて、抗がん剤点滴するのに腕も剃られてあちこち穴ぼこだらけのキジトラちゃんに。

最初は毎日ねこに苦い薬を飲ませるのが本当に本当に辛くて、少しでも一緒いたくて治療を始めたのになんで私はこのこを毎日苦しめてるんだろうって心が折れそうになり。いや折れました。
(最初の頃は私が近寄ると逃げ惑うくらい嫌われてしまった)

そんな中でも人も猫も成長するもので、お互いなるべくストレスを最小限に薬を飲ませられる、飲んでくれるようになってきた気がします。
薬を飲ませる前は猫にちゃんと説明してからするようにしてます。
気を許してるときに今だ!って不意打ちみたいに薬をやると心の扉をがっちり閉められてしまいなかなか許してもらえない、、

自分の生き方や生活にも変化が

それからはねこのことで頭がいっぱいでゲームなんてやる気ふっとんでしまい、10年くらいやめたことなかったネトゲやどハマりしてたあつ森からもほぼ卒業。
ぽっかりあいたその時間をねこの世話につぎ込みつつも、仕事以外で絵を描くことなんてホント何年もしてなかったけれどすこしずつアウトプットする練習したり部屋の中の断捨離を始めたり、調べ物や新しいことをやってみようって気力がわいてきました(そしてnoteにつながる

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このこが私に生き方を改めたり考える時間をくれたのかなって最近は思うようになりました。
いつまで一緒にいられるかわからないけど、このこのおかげですこしだけ前向きになれてきた私です。

どんなふうにnoteを使っていくかは未定ですが、そんな自分の心境・行動の変化や猫の状態、病気とのわたしなりの付き合い方を残していけたらと思ってます。

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