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技術を集って1つの作品に【現在進行中のプロジェクトについて:前編】

 前回の記事でちょこっと出てきましたが、現在私は2つのプロジェクトに携わっており、1つは企画・進行管理を、もう1つは責任者を務めています。
 本記事では、前者のプロジェクトについて話をしていきたいと思います。
※本記事に出てくる画像については、作者本人に掲載の許可をいただいて載せています。


1.「クロスハッカープロジェクト」

 4/13(土)のとある授業中。
 ある1つの学生作品が紹介され、私はこれを見て「何か形にできないか」「VRを用いて作品作り出来るんじゃないか」と思いました。
 それが、「クロスハッカー」
 ちょうどタイミングよく制作者もその場にいたので、即座に話をして「クロスハッカー制作委員会」を設立、そこからこのプロジェクトは始まり、今では約20名のメンバーと講師・教務のご協力のもと取り組んでいます。

2.クロスハッカーとは何なのか

 さっきから言ってる「クロスハッカー」って何なの?という話だと思うので、ここからは概要について話していきます。
・「クロスハッカー」とは
 クロスハッカーとは、発案者である兵𡈽佑輔氏がメンバーを集い企画をたて、今年2月に行われた卒業・進級制作展にゲーム化企画として出展していた作品です。
 制作展時点ではストーリーとビジュアルを展開しており、企業の方からも一目を置かれています。

制作展で出していたメインビジュアル
一部抜けている部分がありますが、ご了承ください。

・ストーリー
 一応上記の画像にストーリーが書いてありますが、読みやすいようにまとめました。

・キャラクター
 制作展時点でのキャラクター達を紹介します。
※現在デザインの修正・キャラクターの追加しています。

主人公
サポート兼ナビゲーターAI
反社会組織”チーム”の1つ、デスクリムゾンのリーダー
敵であり、AI

・キービジュアル
 クロスハッカーの世界に出てくる場所やフィールドのビジュアルです。

主人公が所属するチームの電脳世界での基地
現実世界での基地
電脳世界:作戦会議室
現実世界における貧困地帯の街並み
電脳世界:ボス部屋

3.プロジェクト概要

 世界観や一部キャラクターの紹介が出来たところで、一体この作品をプロジェクトとして何をどのようにしていくのか。
 「VR化」と「ゲーム化」の大きく2つの方向性で動いており、それらは並行しながらかつ連動させながら進めています。

 チーム体制も整え、作業や情報共有の効率化を図っています。
 現在はモデラー・Live2D・企画・原作の4チームに分かれていますが、今後も増える見込みです。

4.VR化について

 VR化において今回利用するプラットホームはclusterで、世界観やゲームシステムの模擬体験のような形のワールドとなることを予定しています。
 clusterを選んだ1番の理由としては、私自身がワールド制作において使い慣れているからです。
 システム面において出来ることと出来ないことの判断が出来ることがメリットの1つですね。
※clusterとは、クラスター株式会社が開発・運営しているメタバースプラットフォームです。PC・スマホ・HMDでプレイ可能。

5.今後の展開

 7月下旬にclusterにおいて、ワールドのテスト公開を予定しています。
 立体化されたクロスハッカーの世界観をぜひ、実際に遊んで体験してみてください!
 テスト公開後、フィードバック&ブラッシュアップ含め来年度の制作展に向け、声あてやBGM、アニメーションPVの追加を考えています。

6.最後に

 このプロジェクトは、学生主体で1つの作品を作ることと学生1人1人が持っている技術を活かすことを最大の目的としています。
 そして、高い完成度を目指して制作陣一同、作品作りに取り組んでいく所存です。
 また、本記事ではプロジェクトの中でもVR化にスポットを当てて紹介をしました。ゲーム化にあたっては、大きな進捗があればまた記事で報告させていただきたいと思います。
 Xで活動の様子をポストしていきますので、よろしければフォローよろしくお願いいたします。

 本記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。
 次回は、後編ということで引き続きプロジェクトの話になります。
 実はクロスハッカープロジェクトに関係あるとか、無いとか…?


気が向いたらでいいのでよろしければサポートの方、お願いいたします。 頂きましたサポートに関しては、これからのクリエイター活動の活力として大事に使わせていただきたいと思います。そして、サポートしてくださった皆様に形として返せるように日々精進してまいります。